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アラブな浦島太郎が日本で感激した、ふつう電車の磨き上げられた美しさ

日本で電車に乗る事は楽しみの一つ。

ある日は、秩父線に乗りました。

来た電車は2両編成。

車内がとても清潔だったことに感激しました。

眩しいくらいに
夕陽が床に反射し
床もドアも窓も、
磨き上げられています。

お掃除をしている方
メンテナンスをしている方
日々のお仕事があるからこそ
輝きが出るのだろうなと想像します。

ずっと大切にされてきた趣きです。


最新鋭でも
とても古いでもなく
一見、ふつうの電車です。

それでも、写真を見返しても
色んな気持ちが湧いて来ました。


「楽しい!」とは、ちょっと違うかもしれない。

どこか
遠くに行きたい気持ちになった時とか、

本を片手に
のんびり電車に乗ってみたり。
手帳片手に想いを馳せてみたり。

窓も
窓枠も
床も
夕陽に輝く中で
懐かしい気持ちが湧いてきました。

電車に乗って
気持ちがいい空間、って思ったのは
初めてだったと思います。

車両が持っている魅力が
素晴らしいメンテナンスによって
最大限に活かされていた事に
感激しました。


大切にしていきたいという姿勢が
ここにあり。



これは、全然普通な事ではないのです。

新しいビルや電車を作るのはできても
メンテナンスを続け
また、
気持ちいい!と思うレベルまでに磨かれている。


やっぱり
日本って
凄い。


そう思います。