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胃ろうと経鼻経管栄養

わたしにはよくわかっていないことがあって
母が入院した病院
最初に運び込まれた病院でも
転院した病院でも
母と話していた通り
妹にも確認して
延命治療はしませんという書類に
二人で署名捺印した
胃ろうはしないといったと思う
で、も、
母は経鼻経管栄養で
いつそうなったかよくわからない
たぶん担当の先生から確認はあったのだろうけれど
経鼻経管栄養と胃ろうの違いがよくわからない
自分で嚥下できないから
栄養と水分を摂取するために
どうしても必要だったのか?
嚥下したら誤嚥性肺炎になる恐れがあるからなのか
でも、水も飲めず食べられもしないなら
人は死ぬと思うけれど
経鼻経管栄養してると
おなかもすかないし喉も乾かないらしい
で、これは延命治療とは違うの?

君は心をくれたから、じゃないけど
味覚なくしたのと同じ
母は感じられるのに
食べる、飲むという、手段を奪われた
おいしいと感じることを禁じられた
それでいいのかな、よかったのかな
嚥下できない、というけれど
退院してから
母は痰の吸引2度しかしていない
いやだっていうし大丈夫というから
ぺっぺさせてる
ぺっぺもうまくできないから
口中の痰をふいてあげる
でも、それだけでは無理なはずだけど
いいのか悪いのか痰を飲み込めてるみたい
でもそれって唾を飲み込む力があるということで
ということは少しなら水も飲めるということで
嚥下機能回復傾向にある気がする
家に帰ったことで気力が戻ってきたのかもしれない
母は経鼻経管栄養を外したがる
わたしも同じ
経鼻経管栄養ってお金がかかる
介護したくてもお金が続かない
流動食や介護食なら簡単に作れる
(いちおう調理師の資格も持ってる)
母には自分に与えられた寿命のとおりに
老衰で死んでほしい
お金が続かなければ
わたしたち姉妹には面倒見られませんと
国に母の世話をお願いすることになる
それは母にとっても不幸だろう
わたしはこの家で母を看取りたい
大変でもそれは自分の役目だと思う
ただし自分たち夫婦の老後を
犠牲にはできない
だから母には
母のためのお金があるあいだに
幸せに死んでほしい
(これはちゃんと母にも伝えてあるし
28日に訪問診療で来てくださる
お医者様にも文書にしてお渡しするつもりです)




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