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青年海外協力隊・派遣前訓練ってなんだ?~訓練初日の気持ち~

入所式。マラウイに行く隊員でおそろいのピンバッチ!
協力隊が終わって5年以上たっても仲がいい協力隊同期



10月8日、派遣前訓練がスタートしました!
派遣前訓練は、青年海外協力隊に行く人が通る登竜門。

年4回、約数百人が世界中に協力隊として派遣されていますが、すべての隊員が行わなくてはならない訓練です。
 
※職種によっては、個別に「技術補完研修」たるものがあります。それについては、別記事にて書きます。


□派遣前訓練って?

派遣前訓練は、ボランティアとしての自覚と適性を高めることを狙いとして行われる訓練。

・青年海外協力隊は70日間、シニア海外ボランティアは35日間、合宿制の訓練を実施。
・場所は二本松(福島県)または駒ケ根(長野県)。行く国(地域)によって場所は分かれます。
  私の個人的な感覚ですが、二本松はアフリカ(英語圏)、アジアに派遣される人、
  駒ケ根は南米、アフリカ(フランス語圏)、アジアに派遣される人が多い気がします。
・訓練の内容は任国での活動に必要な知識や技能を講座、演習形式で学び、語学は少人数クラスで集中研修を行う。

ご参考)独立行政法人国際協力機構 JICAボランティア派遣前訓練(2015.10.11時点)
http://www.jica.go.jp/nihonmatsu/enterprise/volunteer/kunren/

つまり、、派遣前の1~2か月間で、任務に必須な語学強化、活動に対しての意識向上、
現地で役立つ技術・知識の共有を行います!


□フレンドリーでユニークな人が集まる場

実家から研修所に向かう電車の中。
多くの協力隊OBOGに「訓練ほど有意義で楽しいものはないよ!」と聞いていましたが、
マイペースな私が70日の共同生活に耐えられるか、内心ドキドキでした。(笑)

しかし着いてみて、不安は解消。みんなフレンドリーで、みんなが仲良くなれる雰囲気。
水泳や空手、サックスやピアノ、PC技術やキノコ栽培、さまざまな知識・技能をもった、
どこか変わった経歴の人ばかりが集まるユニークな場でした!

最年少20代から、最年長60代まで。
出身地は北は北海道、南は沖縄から。
大学休学者から、勤務40年目の方まで。
海外経験がほどんどない方から、アメリカに数十年住んでいた人。

訓練所はとても多様性にあふれた空間です。
そんな空間なので、お互いの違いを認め合う環境が生まれているのかもしれません。


□派遣前訓練4日目

~初日から4日目までの流れ(あくまで大雑把)~
 1日目:
  お昼に集合。オリエンテーション。これから2か月お世話になる部屋へ。
 2日目:
  入所式。オリエンテーション。語学テスト(英語学習者)/オリエンテーション(非英語学習者)。班役割決め。
 3日目:
  語学テスト(英語学習者)/語学クラス(非英語学習者)/委員会活動。
 4日目:
  日曜日はお休みの日。毎日朝から夜まで詰まったスケジュールなので、この日に体調を整えることが大事。


現在4日目でまだまだこれからですが、
比較的情報が少ない派遣前訓練について、これから徐々にお伝えできればと思います!

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