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夢の中での和解

夢の中では

先月、夢の中で元夫の妹さんが出て来た。わたしと妹さんは閑散としたデパートの中で言い争っているみたい。わたしの友人と娘もいて、仲介してくれている。
わたしはずっと後ろをついて来て、一方的に何かを話をしてくる彼女にイライラしてふりかえったら、間違って持っていた棒(夢だから何故か急に棒を持ってる)が妹さんに当たってしまって、とても申し訳なくなった。
まずは、座って落ち着いて話そう、と言うことで4人座りの、よく言えばミニマルだが、質素な給食テーブルのようなところに座って、落ち着いて何かを話した。自分なのに話している内容はひとつも聞こえなかったが、お互い冷静に話し合えたみたい。

現実では

夢を見た次の日に、妹さんからメールが来た。ギョッとしたが、内容は子供の写真付きクリスマスおめでとうのメッセージだった。きっと、昨日の夢の中で何かを和解したのだろう。
普通に良い人で、ケンカしたことなどもちろんない。しかし、離婚裁判が始まってからは会っていないし、話してもいない。
だけど、昨日夢の中で会ったよね!
子供の写真は送らなかったけれど、みんな元気で楽しいクリスマスになりますように、と、心を込めてメッセージを送った。

異国でのクリスマス

ふと、結婚していた時のクリスマスを思い出した。恒例、プレゼント交換イベント。わたしと元夫のお義父さんはクリスマスプレゼントの数が2つか3つ。もちろん十分なんですけど、比べるもんじゃないんですけど、兄夫婦は一人30個ずつ。他はみんな10個とか20個とか。一人一個ずつ開けるんだけど、わたしの一大イベントは2回で終わり、後は人が開け続けるのを延々と見てるだけ。コレが毎年恒例の苦行だったのである。
何故お義父さんがプレゼントが少ないかというと、カップルには、「母と父へ」プレゼント1個だと、先に書かれてる名前の人にプレゼントが行くからだ。
と言うわけで、クリスマスはとても楽しくもあり、とても残酷でもあった。

妹さんの旦那さん、🎁洗礼を受ける

妹さんが二度目の結婚をして、その旦那さんはわたしと同じ洗礼を受けることになる。そうならないようにエックハルトの本をプレゼントとして用意していたのだが、元夫に、戦争モノが好きな彼の趣味には合わないだろう。あげない方がいいと言われて、やめてしまった。かわいそうに、針のむしろだよね。
次の年のクリスマスには陶器に入ったブルーチーズをプレゼントした。
同じ気持ちを味わった同士、彼はわたしに何度もお礼を言い、本当にチーズが大好きなんだ、と、大喜びしていた。

事態に気づいて翌々年からわたしに+3個プレゼントを買ってくれた優しい義母は今はアルツハイマーになり、もう誰のことも覚えていないらしい。

いちぬけた〜。

色んなこと、良い思い出も、苦い思い出も、宝だね!

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