2年目の課題
皆さん、こんにちは
パン屋のサッちゃんです。
ここジョージア州も紅葉がはじまり、落ち葉が芝生を覆っています
ファーマーズマーケットで人気のお花屋さんがとうとうお休み期間に入り、分かりやすくマーケットの来客数が減った先々週末は、改めて顧客を持つことの大切さを感じたところです
パン屋2年目の今は、常連さんと新規のお客さんの比率が5:5から6:4へと変わりつつある感じ。
新規のお客さんがどんどん入ってくるような立地ではないので、今年の夏は初めてSNSを使った広告を試しました。
毎週、何か新しいことを試していますが「口コミに勝る宣伝なし」と言う結果が覆されるような、魔法は見つかっていません。
つまりは圧倒的な商品力をつけて、常連さんを大切にしていくことが、新規のお客さんに繋がっていくと言う『The 地道』なサービスこそが、田舎の小さなパン屋に必要だということ
地道と言えども、同じことを繰り返すのではなく常連客を飽きさせない新作は不可欠なので、そのための試作に終わりはありません
以前は同業者(パン屋さん)のInstagramやYouTubeなどを参考にしていましたが、日本で流行るパンが必ずしもこちらでウケるわけでもなく、また1人パン屋では手の出せないような種類のパンも多くあるため、最近は同業者に限らず新作で使えそうなネタやアイデアが何かないかと目を皿のようにして探しています。
試作がうまくいかずその原因が分からない時は、元同僚に連絡をして教えてもらったり、お会いしたことのないパン屋の店主にDMで質問したりと、今も手探りです
2年目のパン屋は1年目より少し余裕が出来る予定でしたが、1年目の課題(品質を上げつつ、多くのパンを焼く)をクリアすると2年目の課題(如何に売るか)というのがきちんと用意させているので、あまり余裕のないまま冬を迎える事になりそうです。
先週は少しでも新規のお客さんに繋がり常連さんにも楽しんでもらえるように、ハロウィンセールを開催して広告を出してみました。
おかげさまで「前から気になっていたけど、今日初めて来た」と言うお客さんが多く、早めの売り切れとなりました
セールに合わせて新作を幾つか予定していたのですが、間に合ったのは1種類だけ。
その新作の殆どは常連さんが予約で買ってくれたので「新作やイベント企画をもっと挑戦していこう!」と心新たにしました
常に新しいものを求められるプレッシャーもありますが、逆に言うと待っていてくれる常連さんがいると言うのは何とも心強く有難いことです。
このパン屋紀行(経営素人の挑戦)を読んでくださり、応援をくださる方がいるのもまた特別なことですね。
素人の挑戦は危なっかしかったり、歯痒かったりが多いかと思いますが、応援しろがいっぱいです 笑
てことで、これからもどうぞ宜しくお願いしまーす♪
サポートよろしくお願いします。これからの活動、新しい挑戦(アメリカでパン屋さん)への資金にさせて頂きます