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痩せちゃった心にぐんぐん栄養が入ってくように

一人になってみて「あぁ これ私 好きだったの」って当たり前だったこと 一つ一つ思い出す作業が楽しくて 自分と久しぶりに出会った気分 今 痩せちゃった心にぐんぐん栄養が入ってく感じがする


『いつかティファニーで朝食を』という漫画がある。

1巻第3話の麻里ちゃんのセリフに、ものすごく元気をもらってしまう。7年付き合い同棲してた彼氏と別れて一人暮らしをはじめた麻里ちゃんが、彼氏と一緒に過ごすために置き去りにしてきたことを取り戻していく。

(表紙は8巻が一番好きです)


わたしは22歳で結婚して仕事してそのあと出産して仕事して関西に来て、10年経ってむすめも3年生になる。もちろん娘と過ごした時間や、仕事に使ってきた時間にまったく後悔はしてない。

でも、いまふと、関西にいるから、とか、子育て中だから、とか、私一人しかいないからとか、様々な制限のなかで、見ないふりしてきたことがものすごくたくさんあったことに気づく。

いや、実際のところ、制限なんてないように振る舞ってきたと思う。一人旅行もしたしよく寝るしルールも自分で作ったし仕事でも家庭でもかなり好き勝手してきたと思う。それでも、ある程度の「飲み込み」はあったと思う。だれかとともに暮らし、働くなかでは優先度が低いと判断して、いったん脇に置いてきたさまざまのことがある。

あらためて、「それを望んでもいい」という状況に立たされると、途端に見えてこなかったものがぐんぐん視界に入ってくる。置き去りにしてきたものに気づく。これ、私取りに行ってもいいんだ と気づいたとき、久しぶりに自分に出会ったような感覚に出会う。

今日、あるものに応募してみた。どうなるんだろう、なにか変わるんだろうか。接点のないところに、ポーンと投げ入れてみた。どう受け取ってもらえるかはわからない。挑戦だ。

痩せちゃった心にぐんぐん栄養が入ってく。


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