何屋さんになるか悩む前に、立ち戻って欲しい、「想い」「価値観」の話〜自分ビジネス研究
こんにちは。個性を活かす自分ビジネスを研究中のさちえるです。
(わたしについてはこちらから)
サービスと価値観
今日もクライアントと話していて改めて大事だなと思った、サービスをただサービスとして作らないほうがいいと思っていることについて書きます。
これからはじめて(あるいは新しく)サービスを作る時に、どんなサービスにするか、何を解決するか、何を誰にするか…
と考えるのは一般的かと思います。
そうすると扱うサービスは、
デザインか、占いか、オンライン秘書サービスか…
と、「すること」を選ぶ形になり、その選択に悩むのではないかと。
あるいは、選んだはいいもの実際に提供していくと違うな・・・となって路線変更をしなくてはいけなくなったり、ありますよね。
一方で、
ひとつ私がセッションの中で意識してることがあります。
それは
そのやりたいことの下に流れる「想い」や「価値観」に沿う形はどんなものかということです。
することや扱うテーマは変わったとしても、根底に流れるその人それぞれの想いというか、願いというか、変わらない価値観ってあるなと思っていて
そこに基づく内容であれば、
サービス内容はただの提供物にすぎない。ツールにすぎない。となってくるのです。
わたしの場合も、Canvaを教える人・思考の可視化コーチング・法人事業の新規事業立ち上げコンサル・インタビュアーなど、いろんな「すること」を持っています。
以前は、何屋さんかよくわからない・・・というのがコンプレックスだったのですが、
今は、どんな形だとしても「相手にとって大切にしていることを実現するためのサポート」「相手の想いに近づくアシスト」をしている点では一緒なんです。
また、それぞれの方が持っている素敵な素質を、いかに気づいて引き出して、背中を押すか・・・みたいなところも大切にしています。
わたしの中で、よりその人らしく。相手が望む姿に向けて
「エンパワーメント(勇気を引き出し背中を押す)」
している感覚はずっと変わらないことなんです。
こんな感じで、自分の想いや価値観のベースがあると、何屋さんをしているかはあまり関係ない気がしています。
わたし自身、通わせてもらっている整体の先生や、家事代行をしてくださる方など、それぞれにその人たちの想いや価値観のベースを何気なく感じていて、だからこそお願いしたい。安心してお願いできる。いてもらっているから自分でいられる。みたいな感覚を持っているのだと思います。
(逆にそれを感じないとサービスを買いたいと思わなかったりします)
ということで、なかなか最初からは難問ではあるのですが・・・
何屋さんか決めないといけないな・・・と焦っている方は、自分は人に対して何をするつもりがあるのか。どんな自分のあり方で人と関わっていくことで感謝を受け取りたいのか。そんな風に考えてみてもいいかもしれません。
今日も最後までお読みくださりありがとうございました!