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だいたい5分でわかる?!ツールドフランス2021観戦レポート Stage12

ツールドフランス観戦の感想レポートです。
Stand.fmでお喋りしたことをこちらにもテキストでアップしてみます。
ほんのり内容が違っていたりもしますが、ご勘弁を。
おしゃべりの方がテンションはわかりやすいかな?

こんばんにちは。
オーディオコント製作チームゲスラジの腹黒担当さちあきです。
この番組はロードレース観戦が大好きなさちあきが、レースを見たあとの暑苦しい気持ちをお伝えする番組です。

今日はほぼずっと平坦コースのステージ12です。
サン=ポール=トロワ=シャトーをスタートしてニームへと向かう159.4kmのレースで、コースレイアウトは2年前の第16ステージとほぼ同じコースとのことでした。
2年前の勝者はカレブ・ユアンが大集団スプリントを制したということで、今日も集団スプリントが期待されたのですが……。

アクチュアルスタートからすぐに横風吹きさらしの区間で分断が起き、どんどんグループごとに離れていってしまい先頭の逃げを容認する形でレースが決まってしまったようです。
先頭からメインのタイム差は10分以上!そんなことある?って感じでした。

そういえば今日のスタートリストにボーラ・ハンスグローエのサガンが出ていないとあって、スプリントを競う選手がまた一人減ってしまったのは残念だなぁなんてことを思ったりしてたんです。

さて、そんな分断が起こってからメイン集団はリラックスした状態で進んでいたようですが、ゴールまで44kmともなると、今日のステージで集団スプリントにもつれ込む時に有力な選手が先頭集団にいないということで、逃げたい選手が動きを見せはじめました。

ゴールまで残り40.9kmの地点でロット・スーダルの若手選手ハリー・スウェニーのもぐもぐ補給食タイムと見せかけてのアタックにグラパマ・エフデジのキュング、モビスターチームのエルビティ、ポリッツ、がついていきました。アタックをかけた選手達が大柄であったこともありましたが、逃げる〜追いかける〜合流する〜やっぱり逃げるという足を使う駆け引きのなか、中間スプリント前にてとうとう有力選手でありながら小柄目な選手たち(アラフィリップやトゥーンスなど)たちはついていけないという展開に。
こういった時にパワーの違いを感じてしまいますね。

一方メインの方では30kmの地点からまた横風が強くなり雨が降り出したことでイネオスの選手達がトレインを組んで前方を占め始めると、ポガチャルを含むUAEチームも敏感にその戦略に気づいてトレインに加わりました。また雨でスリップしたり横風で分断されてしまうのなら、ローテーションに加わって先頭を走る方が安全だと判断したようです。GPSの精度が高いこともあるのでしょうが、天候にすぐ気付いて走り方を変えられるのってすごいことですよね。

またまた画面は戻り、逃げている選手達がどうなっているかといえば、ゴールまで残り14.4kmのところでキュングが遅れ、11.8kmからの最後の起伏となる登り口でポリッツがアタックをかけるとハリー・スウェニーとエルビティがついていけず、あっという間に間が開いていき、ポリッツの単独逃げが決まってしまいました。

今日はスプリンターというよりも逃げに強いルーラーやタイムトライアルに強いワンデーレース向きな選手にとって幸運な日となったようです。

ゴールまで残り1kmを切るとポリッツの信じられない!という表情での走りが最高でした。
ソロゴールを決める時のガッツポーズはまず最初に眉間の位置でハートを作り、天に向かってのキスをし、さらに片手を上げてのガッツポーズという喜びが何段も重なったもので、見ているこちらも目が潤んでしまいました。
プロ2勝目でグランツール、しかもツールドフランスでステージ勝利という貴重な勝ち星なだけでなく、ボーラ・ハンスグローエの今大会初勝利ということで大金星となったことには違いないようです。
積極的にレースを動かし、3級の山頂も中間スプリントも先頭で駆け抜けたガッツが効いたのでしょうね。

それにしても伝説のエディメルクスのツール通算34勝と並ぶと期待されているカヴェンディッシュがチームごとまるっきりステージに絡まなかったことが意外でした。スプリントステージはあと3つ。
どこかで仕掛けるのでしょうね。明日も平坦なステージですが219kmというロングコースなのとこのコースが組まれた時に集団スプリントで締めくくられたことがないというジンクスもあるそうなので、どんなレースになるのか楽しみです。それではまた明日!サリュー。

総合:タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)
ポイント賞:マーク・カヴェンディッシュ(ドゥクーニンク・クイックステップ)
山岳賞:ナイロ・キンタナ(チーム アルケア・サムシック)
新人賞:タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)
敢闘賞:ニルス・ポリッツ(ボーラ・ハンスグローエ)

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