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富士山ツーリングを終えて



おおぞらをとぶ

この曲を
色んなところのストリートピアノで弾く。

これがわたしの楽しみの一つになった。


🏍          🏍          🏍


同じ旅を
解像度を徐々に上げて
振り返っていくと
何が見えてくるんだろう?


ある時、そう思った。


(一番解像度を上げた)
文字で綴るツーリングが
一番好きなのに
丁寧に振り返っていると
遅々として進まない…


解像度を最も上げた記事は
まだ昨年秋の榛名山へ向かっているあたり。笑


記憶の鮮やかなうちに伝えたい!
今の気持ちを忘れてしまわないうちに。


徐々に伝えたい想いと
伝える手段の
ボタンのかけ違いみたいなズレに
モヤモヤしてきてしまって…


それで思いついたのが
リアルレポート。(つぶやき)


走っている今の気持ちを
今いる場所を
noteのみなさんと共有したくて
つぶやいてみた。


そうしたら
つぶやきを見て反応してくれる
スキとコメントに励まされて
次の休憩まで走るエネルギーをもらえて
がんばれることに気がついた。


もうね。
ひとりで走ってないから。


ひとりだと、とっくに諦めてるから。



前にnoteで書いたから
知ってる人もいると思うけど

(昔、多分練習で走り過ぎて)
わたしの右手は当時
10分しかアクセルを握っていられないほど
状態が良くなくて
長距離走るということは
とうの昔に諦めていた。


逆にスプリントレースなら
10分くらいしか走らないから
ミニバイクレースに夢中になっていた。

練習も一回10分しか走らずに
あいだ1時間くらい手を休ませて
また10分だけ乗る。


1日数回、10分だけ乗る。


そんなふうに
レースに参戦することで
バイクに乗ることを続けてきた。



そんなわたしが…
何百キロもまた走れるなんて!


来世じゃないんですよ!
今ですよ。今。


諦めて街乗りバイクも手放したのに。
(レース用バイクは手放さず…今も持っている)

それが今はまた、街乗りバイクを買い
金沢まで往復できた!!!


わかってもらえるかなぁ。
この夢みたいなことが現実になった
とびっきりの嬉しさを✨




さて、今回
富士山方面に行った理由がもう一つ。


富士山麓線を走りたかった。


いつも近くを通っていたのに
この道を知らなかったことが
なんとなく悔しかったのが理由。笑


この道を知ったのは
このnoteがきっかけ。



geekさん
いつもいい道を教えてくれて
ありがとうございます!


この道についてのgeekさんの想いは
この収録の11:48〜14:32あたりに。



わたしは白糸のサーキットが
ホームコースの一つで
(もう一つは榛名のサーキット)

多い時は週に2回くらい通ってた。


その時に、この道の
スタート地点を通り過ぎる。

右に曲がれば富士山麓線。
わたしはいつも直進していた。


たまに、その道から車が出てきて

どこにつながっているのかな?

と思っていたけど
行ってみたりはしなかった。


geekさんのnoteを見た時に
あんなに知っていると思っていた道に

知らない道が
オススメするほどの素敵な道が
あったなんて・・・

と気になって仕方なかった。


だから、ずっと行ってみたかった。



昨年秋、
ずっと行きたかった富士山に
ようやくバイクで行けた。


でも、この道は通れなかった。

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この先に雄大な富士山と
延々と連なる裾野が待ってるんだ。


また来よう。


心に誓って、Uターンをした。



その後
鎖骨のプレートを取る再手術をして

また乗りたいと思うんだろうか。

と思う日々を過ごし


肩甲骨のプレートとともに生きる覚悟をして
また、ここにやって来た。



今回は五合目側から下る。

県道を白糸方面に進む。
どんどん下ると曲がり角があった。

画像2


入れなくなっていて
やっぱり無理なのかって思いながら
スマホで現在地を確認したら
本当の曲がり角はまだ先だった。笑


あと1kmくらいかな。


あった!


入り口が泥だらけだ。
写真…と思いながら山麓線に入る。

誰もいない。
道の汚れ具合が半端ない。

こんな感じ。

画像3


途中、道が大きく崩れたようで
新しく道を整備し、新たに舗装していた。


周りは思っていたより木が茂っていて
何も見えない。


どこかでスカッと
視界が広がるんだろうか。


高原のような
広い草はらをイメージして走る。

いつ、この木は無くなるんだろうか。


ずっと連なっていた木々が
ようやく切れたのがここだった。

画像4


柵がある。
あるけど、つたにおおわれていて
あの柵かどうかわからない。


その後すぐ
去年の秋に封鎖されていた交差点に着き…


やはり、あの1箇所しか
富士山が見えなかったことに気づく。


違う気がする。
見落としているんじゃないだろうか。


振り向いて写真を撮って
こどもの国の方に向かって進む。

もう1箇所
ひらけて富士山が見える。

画像5


でも、柵がない。


道の駅で待っている人がいるので
そんなにゆっくりはしていられない。


見落としたのかもしれない。


そう思うようにする。


富士山があまりにも見えなくて
不思議な気持ちになってくる。


結局、何度も何度も左を向きながら
木の合間をのぞきつつ、走った。


でも、見当たらなかった。




今回も高速で移動した。

行きの高速に乗ってすぐ
いつも心折れそうになるわたし。


また右手で
アクセル固定しないといけないんだ。。


街なかの方が
右手の負担が軽いことに気づく。

アクセルを開けたり閉めたりして
右手を固定しないからかなぁ。

 
アクセルを固定する器具は諦めた。
危険回避に一瞬遅れそうなので。



そんなわたしが

高速を走って行きたいところまでがんばれる

その原動力が
今はnoteだってことみたい。


応援してくれてる人がいる。


そのことが
がんばれるエネルギーになるみたい。



たった一つのスキでいい。


誰々さんがスキをくれたよ。
読んでくれた!気づいてくれたんだ!!


その嬉しさで
次の休憩先まで走れてしまう。笑



だから
1日にやたらつぶやいてる時があったら

さちは、またどこかに走りに行ってるんだな。

と温かい目で
スキを押してもらえると嬉しいなぁ。

それを励みに
がんばって走ってくるから。



これからは
事故の怖さに負けずに
もう少し走りに行けたらいいなと思う。



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