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色々な懐かしさ



輝きながら 徳永英明
作詞 大津あきら
作曲 鈴木キサブロー
アレンジ 金益研二
ぷりんと楽譜 中級


輝きながら 大人のドアをあけて


懐かしい。
弾きたいなと思い、弾く。

懐かしいと思う人が
他にもいたらいいな。


 🏍              🏍              🏍


昨日、コメント欄で
『6/4〜6、金沢は雨ですよ。』
と教えてくれた人がいた。

「え?」となる。
慌てて天気予報を見る。


ほんとだ・・・
3日間とも雨だ。


いやいやいや。
行きから雨はないし。

帰りが雨なのは知っていた。
わたしには《虫の知らせ》というものがあり
予感が当たるのだ。

だから防水のジャケット買ったでしょ。
カッパのズボンも買ったよね。

リュックは元々防水だから。
あとは、防水のウエストポーチを
買うか買わないか。。。



えっとぉ…
日程ずらす?

アサミさんに予定を聞いてみる。
ずらしても平気とお返事は来る。


でもね。
ずらしたところで
梅雨に近づくだけなんだよ?

ずらした先が晴れるかなんて
誰にもわからないんだよ?



色んな天気予報を見る。

2日目は晴れると言っている予報もある。

帰りは覚悟してたから…
行きだけ晴れてくれたら。



色々考えて今の心境は

「雨でもこのまま行こうかな。」



昔、雨の耐久レースで走った。
榛名の夏の耐久。
4時間雨の中、交代しながら走る。

カッパを着ていたのか思い出せない。


一台のマシンを2人で乗る。
一回45分くらい走る。

耐久レースは
何周目なのかだんだんわからなくなる。

とにかく走る。
前にいたら抜く。ひたすら抜く。
(抜くとは追い越すの意味)

上手い人も初レースの人も
同じコースを走る。


直線で抜く。
立ち上がりで抜ければ
そんなに危なくもない。

コーナーで抜く。
コーナー進入時にイン側に入る。

進入スピードが速すぎた!
スリップダウンする。珍しい。

抜いたバイクに足払いをかけたようになる。
一緒に重なってアウト側に滑っていく。

イン側のわたしは
間もなくバイクが止まり
寝ていたバイクを起こして
すぐに走り始める。

「転ばせてしまってごめんなさい!」

心の中で謝る。


雨の中、走る。
雨の中は滑る。

いつもの怖さが吹き飛んでしまい
ハイテンションな楽しさだけが残る雨の中。

前にいるバイクを無心に追いかける。

びしょ濡れだったはずなのに
不快感は何も覚えていなくて
ただ、抜く楽しさだけ。


普段、コーナーで抜くなんて
できなかったわたしが
転ぶほどのスピードで進入して
ほんとに転んだ話。

その日、実は相方も
同じコーナーでスリップダウンして
なんと同じバイクを!転ばせてしまった。


あのバイクの人は
二度と雨の耐久レースには
出たくないと思っただろう。


雨とバイクで思い出すこと。

申し訳なかったと思いながら
懐かしく思い出す雨の日のレース。




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