【出産レポ②】3分間隔の陣痛が!!しかし…
4月1日。
この日は14時から入院の予定だった。
が、明け方に前駆陣痛のようなものが襲ってくる。
ついに7分間隔の陣痛になり、耐えきれず明け方に入院することに。
陣痛室で陣痛の波をチェックすることに。
ついに陣痛が3分間隔になった。
助産師さんがやってきて、無痛分娩の麻酔を勧められるが、断った。
たぶん、本陣痛じゃない。しんどいけど、鼻からスイカが出そうな感じはない。いや、めっちゃしんどいけど…
いや、もしかしたら私が陣痛を感じにくいだけかもしれない、
本当はもう産まれるのかも…!
もうしんどすぎて、希望と現実の区別がつかなくなった午前9時、先生の診察があった。
「……子宮口…2センチやね」
そう言われた瞬間に、私の陣痛(らしきもの)は完全に止まってしまった。
産まれるかも!という思い込みが、陣痛を進ませたのかもしれない。
子宮口は開いているため、バルーンでの措置は行わず、明日の朝促進剤をいれることになった。
4/2 ついに分娩台へ!
とうとう、出産の日がやってきた。
陣痛がきても来なくても、確実に今日産まれる。
が、やはり例によって私には陣痛がやってきていた。
7分間隔の陣痛で、痛みも前回と変わらない。
しかし、私の体はもう耐えられなかった。
前駆陣痛らしきものがきてから3日間、ほとんど寝ていない。
「すみません…麻酔お願いできますか?」
明け方の5時、眠気・吐き気・痛みに苦しみながら勇気を振り絞って聞いてみた。
「顔を見た感じ、まだ早いよ」
「もう耐えられないです…」
「でもあんまり陣痛きてないんじゃ…」
「なんか吐きそうになってきました」
「それは陣痛じゃなくて、寝てないからやね。」
助産師さんの経験上、今の私は麻酔を入れる状態には至ってなかったらしい。
もっと死にそうになるタイミングでみんな麻酔を入れるようだ。まじか…
「でも、全然寝てないもんね。麻酔して休んでもええかもね。」
助産師さんの優しさにより、無痛分娩を開始することが決まった。
その前に、先生の診察があった。
3日間耐え続けた陣痛の波。
こんなに頑張ったんやから、子宮口も5cmは行ってるやろ!!
もうここまでくれば、お産が進んでることに希望をもつしかない。
陣痛の波が来るなか、先生の言葉を待った。
「…子宮口、2cmですね」
絶望。
「絶望」という感想しかもてない。
私の3日間はなんだったんだ…
寝ずに耐え続けたこの時間が全部ムダ…
普通は子宮口が3~5cm開いたときに麻酔をするらしい。
でも、私のそんな姿を見たからなのか、その場で麻酔をすることが決まった。
朝5時頃、無痛分娩の麻酔開始。
身体中に色々な器具を付けられる。
体を丸めて横を向き、腰に注射をされた。
血液検査の1.2倍くらいの痛さだった。普通に耐えられる。
麻酔は、自分でボタンを押して量を調整できるものだった。
ただし、安全装置がついており、1度押すと15分間は追加できない。
もったいないからガンガン押しなよ!と助産師さんに言われたが、麻酔を入れすぎるのはなんだか怖い。
【最低でも30分は空けよう】と決意をする小心者の私だったが、陣痛が始まってからはBダッシュばりの連打をした。
「この子、麻酔始まったらすぐ寝ると思います」
内緒話なのか、あえて聞かせてるか分からない声を頭の上で聞きながら、30分程仮眠。
7時、促進剤を投与される。
普通の点滴タイプで、入ったことに全く気づかなかった。
8時、朝ごはんを食べる。
器具のせいで動けないのと、陣痛の波がやってくるので上手く食べれらない。
促進剤を投与されてから、陣痛間隔がだんだんと短くなってくる。膣から何かが出てくる(出血?)のがわかった。
陣痛がきたときは、右の骨盤付近だけが痛かった。
手のひらでぎゅーっと押さえたら耐えられるレベルの痛み。
7分間隔の陣痛の痛みよりも楽に感じた。
「お尻になにか挟まる感じがあったら教えてね」
この時、陣痛の痛みは少なかったが、触覚は残っていた。意識を集中させると、何かが降りてくる感覚に気づいた。
出産レポ③に続きます↓
https://note.com/sachi_happy/n/ncd4183e0f97b
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