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あの頃の記憶がもどる

・ストレッチーズ第1回単独ライブ『ヘマル』(2022/7/18@配信)

配信見ながら現地行きたかったなーって終始思ってしまうくらい楽しい単独ライブでした!7月25 31日(月)までアーカイブ視聴可能なのでまだまだ堪能できるよ、とってもありがたい。

初っ端のオープニングからBONNIE PINKのA Perfect SkyのMVを完コピしたものが流れある意味ストレらしさ全開wで始まった単独ライブ、勝手に初単独だしスタイリッシュでお洒落なオープニングの映像を想像していたのですが絶妙にダサ可愛い映像に仕上がっていて既にその時点で最高でした。凄まじい仕上がりの漫才を披露するコンビではあるけれども、かわいい部分も多々あり、このギャップが魅力の一つなんだろうなーと。
元々仲が良い同級生コンビで同じラインで面白がれるし、ふざけられるというバックボーンがないとあの映像には絶対に辿り着かない気がします。学生時代からの同級生コンビってライブシーンで今までそれなりに見てきたと思うんだけど、ここまで学生時代からの付き合いというのが前面に出てるコンビって他にいたかなと考えるくらい、ストレはそれが半端なく強いし魅力的だし嫌いになる要素が全く無くて、それは好きになるという選択肢しかないよ。

単独の構成としてはオープニング、漫才4本(遊園地デート、わらしべ長者、アドバイス、一目惚れ)、幕間V、漫才4本(紹介、多様性、新メンバー、キャンプ)、エンディング、軽めの漫才1本というシンプルストイック構成でした。恐らく福島氏考案の幕間の変すぎるVTR、すごいあれ推すよねw いや何度見ても面白いから良いんですけども。

今回披露されたネタの中で全てのネタに当てはまる感想ではなく、そしてあくまでわたし個人の感覚なのですが(もちろん面白いというのは大前提であって)こちら側が感情移入するような見方をしたネタが何本があり特にアドバイス、新メンバー、キャンプのネタに関してはそれが顕著でした。うわーとか、良かったねーとか、ああ・・;;、とかこちら側の感情を揺さぶる漫才ってシンプルに良いなって思ったし、あまり他の漫才師にはない強みじゃない・・?福島氏の飄々とボケる感じや貫太氏のツッコミのキレ、構成で魅せるのもストレの漫才の良さの一つだと思うのですがそれに加えて表現力とか間とか漫才師の総合的な地力があるからこそ、そういった感想が浮かんだ気がします。

多分年末の某賞レースでは絶対にかけないであろうw最後の漫才は全てが終わった解放感からなのか、急に思春期の中学生みたいな題材を持ってきて一生◯◯を連呼しながらゲラゲラ笑う二人にもはや尊みすら感じました。。青春というものを一気に思い出させるような多幸感が溢れる光景。

あ、あとエンドロールで悩んだ出囃子の一覧が大量に流れたのですが、その中になにわ男子が入っていたのににやにやしてしまいまいした。なにわ男子チェックしてる30代男性漫才師なんてレアすぎてそれも最高。

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