念願、畑にホーリーバジルの種をまく
その頃、母が借りていた実家の近くの畑にホーリーバジルを植えていいことになりました
市内とはいえ車で1時間 なかなか通えないので、植えたら収穫まで水をあげることもできない…でもきっと大丈夫!と ひと冬かけて作業した大量の種を持ち畑へ向かいました
軽くなれた腰つきでウネを作ってくれる母 私は手のひらにいっぱい種を出しそのウネにパラパラと置いていきました
ホーリーバジルの種は発芽に太陽の光が必要です深く埋めず飛ばない程度に土を優しくかけます
5畳ほどのホーリーバジル畑
まだ何も現れていないけど、私の胸はここに咲く紫の花をもう見ているようでした
もし、失敗して全滅したら
あとわずかに取っておいてある種で
また増やしていくしかありません
そんな気持ちが帰りの車の中でわいては消えました
数日後
毎朝畑に行くのが習慣だった母に
どう?と聞きたくて電話しても
返信も無し…水瓶座を多数持っている母は地域の活動や趣味で多忙。。
私の大切なホーリーバジルは畑で
芽吹いてくれるのだろうか
雨が降らないけど風で飛ばされてないかなぁ〜思いはめぐり
また実家へ行く日に
太陽と大地にお任せですと
何度も言い聞かせて即畑へ
そこに見えたのはホーリーのかわいい芽🌱
少し間隔をあけて母が植え替えてくれていました
「こんな小さくてもいい香りね」
毎日のスケジュールいっぱいなのに
こんなことするバイタリティはどこから?と母に感謝しました
畑のスタートが遅い北海道
収穫は9月まで待ちました、その年は9月に入っても30度の日があったり高い温度が好きなホーリーバジルには当たり年だったかもしれません
ここから信じられないくらいわさわさと育ったホーリーバジルと嬉しい格闘の秋に突入です。
ホーリーバジル sachiko
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