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AYA week 2024 振り返り(後半) // キセキ32

こんにちは。
幸紗チサ(さちさちさ)です。ご訪問ありがとうございます!

この記事は、こちらのマガジンの記事です。

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前半に続き、2024/3/2(土)〜2024/3/10(日)に開催された AYA week 2024 を振り返ってみたいと思います。引き続き、よろしくお願いします🥰

前半の記事は、こちらです!


これからの啓発活動について

SNSの活用法

AYA世代のがん支援において、SNSは大切な要素だと思います。実際にSNSでフォローしたことがきっかけで、リアルでつながった方もいらっしゃいます。

発信する側としては、まずブログなどから始められた方も多いと思います。自分の経験談を発信する場合、注意点がいくつかあります。まず、個人情報をどこまで公開するか事前によく検討すること。また、言葉はできるだけ丁寧に選び、自分の価値観を押し付けないことも大切です。そして、発信したくない場合は、無理にしなくても良いのです。

また、自分の経験談が誰かの励みになる一方、誰かを傷つけてしまう可能性もあります。そんなとき、アクセスしたい情報を見る人が選べるといいなと思います。そういう視点では、発信のツールとしてブログや動画コンテンツは有効だと私は考えます。

また、情報収集のツールとしてもSNSは重要です。医療機関や支援団体など信頼性の高いアカウントをフォローすれば、有用な情報がリアルタイムで収集できるからです。このとき、信頼性の高いアカウントへのフォローが重要です。出所の確かでない情報には、十分に注意しましょう。

余談ですが、私がブログを始めたきっかけは、自らの経験を誰かのお役に立てたいという気持ちから始まりました。始めた当初はおっかなびっくりで、今でも恥ずかしく思うことはあります😳でも、始めて良かったとも思います。ブログ記事がそのまま私の活動実績になるだけでなく、心を込めて書いた記事が誰かへ届いたとき、これほど嬉しいことはないからです。いつも本当にありがとうございます😍💕


より多くの人にAYAがんを知ってもらうには?

AYA世代の年代は10~30代と幅広く、かつAYA世代を卒業したプラス世代の方も多くいます。

たとえば10代のAYAがん患者さんが誰かとつながろうとしたとき、相手がたとえAYAがん経験者といえども、あまりに年代がかけ離れていたら、どうでしょうか。おそらく、お互い気まずくなってしまうかもしれません。そのため、より多くの方へAYAがんを知っていただき、若い方にも関心を持っていただくことがこれからのAYAがん支援には大切なのです。

さて、今後より多くの人にAYAがんを知ってもらうには、どうすれば良いでしょうか?


様々な年代に応じた啓発を

今後より多くの人へAYAがんを知ってもらうには、伝えたい年代に応じた方法を検討していくことが重要でしょう。このときAYA世代はもとより、その親御さん世代などをターゲットに入れることも大切です。

たとえば、メディアを活用するとき誰へ依頼するか。ターゲットの年代によって、イメージされる有名人は変わると思います。たとえば、病院ラジオに出演されているサンドウィッチマンさんは、私たちの世代にも印象に残りやすいと思います!私の好きなラジオだと誰かな?想像が膨らみます🤭

さまざまな年代へ幅広く伝えるには、コンビニなど企業とのコラボ商品を販売したり、ラッピング自動販売機の活用も良い方法ですね。もちろん、商品の種類でターゲットを絞ることもできそうです。

3/31 追記
ガリガリ君が終末期のがん患者さんにぴったりの食事となることを思い出しました。なので、ガリガリ君とのコラボもいいかも!

イベントなどを行う上で、グッズの販売や配布も印象に残りやすくて良いと思います。たとえば、ポケットティッシュは誰もが使うアイテムですし、情報も目に入りやすいので、素敵なアイディアだな🥰と私は思いました。

このように、ターゲットは特定の年齢層や幅広い年齢層をうまく織り交ぜていくのが、今後AYAがんを広める上で大切だと感じました。


好きな時に好きな情報へ

気持ちの整理がまだできていないとき、すぐには動けないものです。行動に移すまで、気持ちを温めておきたいことも多いのではないでしょうか。

しかし、いざ動くときになって「もう少し早い段階でAYA世代について知っていたら」という声もありました。言葉だけは知っていても、AYAがんについての情報へアクセスする方法まで把握できているとは限らないのです。

そのため、必要なときにすぐつながれる仕組みづくりが、これからの課題だと思います。必要な情報は状況に応じて変わりますし、一人ひとり好みも違います。そのため、好きな食べ物のお品書きみたく、情報もそのとき欲しいものや、自分の好みに応じて選べるといいですよね😊

ではその具体的な方法は…、これからみんなで作っていくのだと思います!私の妄想では、Xみたいな「がん関連専用SNS」をつくり、医療機関や支援団体、そして個人が各々に発信していく…というイメージがぱっと浮かびました。とりあえずここをフォローしておけば、がんに関連する情報が自動的に流れてくるといった感じです。

これからのAYAがん支援のあり方が楽しみです!


AYA week 2024 公式グッズ

さて、先ほどグッズの販売について少し触れましたが、AYA week 2024では、公式グッズを2024/5/31までこちらで販売中です!

ロゴの "Be brlight, be you" には、「あなたはすでに輝いている。あなた自身でいて」という意味が込められています。

私もいくつか購入しました。左のポーチは、オレンジブラウンのチノ生地でしっかりとした作りです。私の購入したLサイズはA4も入ります👍右のTシャツはカラーバリエーションが豊富で、ひそかに色違いも購入しました🤭写真はブルーグリーンで、古着シャツとの相性も抜群✨

売上の一部はAYAweekへの寄付になりますので、ぜひご覧になってみて下さい😃


大交流会東京会場「マギーズ東京」

最後に、大交流会の会場としてお世話になった、マギーズ東京さんをご紹介させていただきます!とても素敵な場所なので、AYA世代を含めひとりでも多くのがん患者さんに知っていただきたいと思っています。

マギーズ東京さんはすべてチャリティで運用されており、利用は無料です。ここには看護師さんや心理士さんが常駐しており、いつでも話を聴いてくれます。病院でも家でもない、がん患者さんの居場所…。広々としたお部屋でお茶を飲み、普段は誰にも言えない心の内を話したりしながら、本来の自分の力を取り戻すお手伝いをしてくれます。

ここでは個人的にお話をするだけでなく、さまざまなイベントも開催されています。がん患者さんと交流を持ちたい方は、ぜひいかがでしょうか😃

では、センターの雰囲気を写真でご紹介させていただきます。この記事の写真撮影は許可をいただいています。ありがとうございました。


外観

緑に囲まれ広々とした、平屋建てのセンター外観です。左側の本館と、右側のアネックス館の2棟より構成されています。このお洒落な建物も、なんと寄付金で建てられているのです!

建物の外にはお花畑🌸まだ寒さが残る中、きれいな花を咲かせています。

エントランスで受付を済ませ、中へ!お邪魔します😊


館内

本館の本棚です。本やグッズなどを販売しています。

広いテーブルのダイニングルームです。後ろにはキッチンがあり、飲み物を出してくれます。海を眺めながら、ゆったりと過ごせそうですね。

本館ダイニング奥の談話室です。大きな窓からは、暖かい光が差し込んでいます。私たちはここで座談会を行いました。

続いて、アネックス館にもお邪魔します!

大きなソファーと高い屋根で、とても広く開放的な空間です。天井にはファン照明。オーガニック調のソファーには、花柄のクッションが華やかな差し色を添えています。クッションの柄は部屋の雰囲気にも合わせているのですね✨

こちらのディスプレイから、各拠点との中継が流れていました。最後に、ここにみんなで集まり記念撮影もしました✨

以上、マギーズ東京さんをご紹介させていただきました!とてもお洒落で、まるで家にいるようにリラックスできる空間でした。きっと、AYA世代の皆さまにも利用しやすい施設ではないでしょうか。そして私にとっても、いざという時に頼れる心強い場所だと思っています。素敵な時間をありがとうございました🥰


最後に

いかがだったでしょうか?

今回は学んだことが盛りだくさんで、2部構成になりました。最後までお付き合いありがとうございました😍

AYAweekは過ぎても、AYAがん支援活動はこれからも続きます。病とともにこれからの人生を歩む方一人ひとりが、少しでも自分らしく生き抜いていくことができる社会づくりに向けて、多くの方が精力的に活動していることを実感したイベントでした。

私もここでの学びを活かし、今後も自分のペースを大切にしながら活動を続けていきたいと思います。

今後とも、よろしくお願いします🥰🥰



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