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台湾の[赤道櫻草]という野菜

通称
[活力菜(フォーリーツァイ)]❣️

自然農法の畑を作っている友人の所を訪ねた折に「この新芽は食べられるから摘んでみる?」と言われて、ちょっと葉先を齧ってみると少し胡麻のような風味、粘りも少しあるようです。アクは少ないようです。

名前は[赤道櫻草]❣️
ユニークなネーミングですよね。

赤道近くが原産なのでしょうか。
調べたら、出てきました!(後程)


60〜70cmの高さでこんもりと繁っています。
葉先を2〜3節のところを摘みとります。

いかにも柔らかそうな
赤道櫻草の新芽


摘み取ってきたものは
さっとお湯をくぐらせ
すぐに水に取ると色鮮やかに柔らかに茹であがりました。


空炒り(電子レンジでかるくチンでOK)した桜海老を合わせて和物にしてみました。

赤道櫻草と桜海老の和えもの

柔らかくクセもない赤道櫻草に桜海老の香ばしさがとてもよくあいました。

桜海老はこの辺りの大渓漁港の特産品でとても良いのが手に入るのです。

この[赤道櫻草]が一体どういう野菜なのか調べてみると、、。

詳しく書かれていますが
中国語版なので、少し ピックアップして翻訳文を載せてみます。

主に食用に使われます。ビタミンが豊富で、調理方式はサツマイモの葉のように簡単で、栽培しやすく、成長が速く、近年非常に流行しています。

葉縁に乳黄と乳白色の斑点が最大の特徴なので、より鑑賞価値があります。3]

抗酸化活性が強い。柔らかい梢、柔らかい葉は味が新鮮で独特で、栄養価も豊富で、別称[活力菜]。



活力菜の名前は、とても栄養価が高く、抗酸化力にも優れた野菜で薬効も高いという優れものというところからの名前のようです。


なんと別名は[日本クコ]とも出てきます!

クコは日本にもあり、赤い実は薬膳としてもよく使われて知られていますが、その葉を食べることは聞いたことがありませんでした。

日本では一般的に干した赤いクコの実が用いられることが多いと思います。

日本でももしかしたら、新芽を野菜として食べている方たちもおられるかもしれませんね。

東南アジアでは、身近にあり、とても成長が良いので野菜としてよく食べられているようです。

摘んできた葉をコップに挿しておくと良いよと友人に言われ、そのようにしていると3〜4日で簡単に根が出てきました。
これを植えたら私も育てられそうです。鉢で育てるかな。


別の近くの有機農園の友人に、赤道櫻草の話をしたら「うちにもあるよ、摘んであげようか」とのこと。
台湾ではごく身近で食べられる野菜なのですね。

いつも摘んでいただいている友人に台湾での呼名を聞いたら、一般的には[活力菜]と呼ばれているとのこと。

この活力菜の名でGoogleの検索をしてみたら、よりわかりやすいのが出てきました!

こちらも中国語版なので
Google翻訳文を抜粋して貼ってみます。

赤道桜草の名前;南部では活力菜、北部では黒子菜と呼ばれている。外国ではChinese Violet(中国紫蘿蘭草)と呼ばれています。赤道桜は中南半島東南アジア、マレー半島、タイ、インドなどの赤道に近い地域で原産で、桜草と呼ばれるのは、多年生半匍匐性低木状草で、秋冬交際時に美しい紫色の桜草の花型が咲き、美名桜草です。活力料理と呼ばれるのは周年に連続して収穫でき、収穫できるからです。

赤道桜草の栄養成分も高く、タンパク質、カロテン類、ビタミンEが高く、特に高鉄、高カルシウムです。抗酸化活性が強く、フリーラジカルを除去します。葉が柔らかく、生で食べると仙草のような味があり、喉にも仙草の甘みがあります。煮込んだ後も同じ感じです。


この活力菜は、たとえ台風などにやられてもすぐに復活して育つので[台風菜]とも呼ばれると書かれています。

さらに続きが、、。
とても沢山の効能が書かれています。

赤道桜草の薬効能:茎、葉:味は苦く、性寒。効用:茎、葉:散瘀消腫、清熱解毒、冷血止血、利湿通淋。腫れ、外傷出血、風邪発熱、肺炎、気管支炎、咽頭痛、肝炎、黄疸型肝炎、胆嚢炎、湿熱下痢、泌尿系感染、小便痛、口腔潰瘍、白帯、腸風下血、火傷。フィリピンは下痢をする時、その花葉収斂剤を飲みます。アフリカ人は女性の分娩中に陣痛を緩和します。インドは風湿と喘息の治療に使われます。

台風被害にも強い
生命力旺盛な[赤道櫻草]、栄養価、抗酸化力に優れ、沢山の薬効を持つとても素晴らしい野菜なのですね。


またの名を[活力菜][台風菜]と親しまれ、「食は医なり」がモットーの台湾の人々に愛されている野菜に違いありません。


私も老化予防にご相伴に預からせていただきましょう❣️

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