はじめてのnote | ヨーロッパの土地で蘇る自身のアイデンティティ
幼少時、ヨーロッパ本土で育った。
今から数十年前のフランス語圏に住まうアジア人は少なく
当時は街へ出かけると怪奇の目で見られることも
しばしばあったような記憶がある。
学校では英語、
街ではフランス語やドイツ語、
家庭では日本語。
自身にとってはそれがデフォルトであり、
特別なことであった意識はないが
テレビをつけても、レストランに行っても
あまり快適だったような記憶はない。
それから時は流れ、
その後北米、南米、アジア、オーストラリア、
そしてヨーロッパにもイギリスや北