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【短編】10年以上、欠かさずに観ている“お仕事シリーズ”の新作アニメ映画です。

"お仕事シリーズ"で有名なアニメーション制作会社「P.A.Works」の新作アニメ映画。

最近手がけたヒット作は『パリピ孔明』『スキップとローファー』など。劇場版は、前回作の『劇場版 SHIROBAKO』(アニメ制作会社をドラマにした作品)から3年ぶり。ファンが待ちわびた待望の新作です。


P.A. WORKS「お仕事シリーズ」最新作は、オリジナル長編アニメーション!崖っぷち蒸留所の再起に奮闘する、若き女社長が、家族の絆をつなぐ“幻のウイスキー”復活を目指す!

『花咲くいろは』『SHIROBAKO』『サクラクエスト』『白い砂のアクアトープ』―。

「働くこと」をテーマに、日々奮闘するキャラクターを描いてきた、P.A.WORKSによる”お仕事シリーズ”の最新作は世界でも注目されるジャパニーズウイスキーの蒸留所が舞台!

先代である父亡きあと、実家の「駒田蒸留所」を継いだ若き女性社長・駒田琉生(こまだ・るい)が、経営難の蒸留所の立て直しとともに、バラバラになった家族と、災害の影響で製造できなくなった「家族の絆」とも呼べる幻のウイスキーの復活を目指す―。

オフィシャルサイトから引用


お仕事シリーズでは、毎回「仕事とは」を教えてくれます。もちろん、作品として意図的にドラマを起こして、演出しますが、やっぱりリアルな作風が僕は好きで。

仕事のしんどさはもちろん、実はみんな感じてる「仕事なんてこんなもんでしょ」という感情を含めて、正直に、細かに、描きます。でも、最終的には、いつも仕事をポジティブに捉え直させてくれる、この会社のポリシーみたいな部分が好きです。

あと、観るだけで作品のテーマについて学べるのもP.A worksならでは。今回なら「ウィスキーの蒸留所」。きっと、丁寧な取材をしてるに違いないと思わせてくれます。最近は、専門家を監修に立てることも多く、今回の作品ではウィスキーの作り方や楽しみ方まで教えてくれました。

90分なので気軽に見始めて、自然と作品へ引き込んでくれるので、ノンプレッシャーで「観てよかった」と思える作品です。

一番刺さったセリフは、主人公が働くネットメディアの編集長が「どうありたいかさえ見えていれば、どこから始めても辿り着けるさ」です。

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