【短編】10年以上、欠かさずに観ている“お仕事シリーズ”の新作アニメ映画です。
"お仕事シリーズ"で有名なアニメーション制作会社「P.A.Works」の新作アニメ映画。
最近手がけたヒット作は『パリピ孔明』『スキップとローファー』など。劇場版は、前回作の『劇場版 SHIROBAKO』(アニメ制作会社をドラマにした作品)から3年ぶり。ファンが待ちわびた待望の新作です。
お仕事シリーズでは、毎回「仕事とは」を教えてくれます。もちろん、作品として意図的にドラマを起こして、演出しますが、やっぱりリアルな作風が僕は好きで。
仕事のしんどさはもちろん、実はみんな感じてる「仕事なんてこんなもんでしょ」という感情を含めて、正直に、細かに、描きます。でも、最終的には、いつも仕事をポジティブに捉え直させてくれる、この会社のポリシーみたいな部分が好きです。
あと、観るだけで作品のテーマについて学べるのもP.A worksならでは。今回なら「ウィスキーの蒸留所」。きっと、丁寧な取材をしてるに違いないと思わせてくれます。最近は、専門家を監修に立てることも多く、今回の作品ではウィスキーの作り方や楽しみ方まで教えてくれました。
90分なので気軽に見始めて、自然と作品へ引き込んでくれるので、ノンプレッシャーで「観てよかった」と思える作品です。
一番刺さったセリフは、主人公が働くネットメディアの編集長が「どうありたいかさえ見えていれば、どこから始めても辿り着けるさ」です。
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