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スーパー食堂烈伝#2

林屋食堂

スーパー食堂烈伝、2回目の今回は渋川市にある「林屋食堂」を紹介したい。
店構えや味、値段、雰囲気。すべての食堂レベルが高い名店だ。

食堂レベルとは、僕の中での「食堂らしさ」を表している。従って、これが高ければ高いほど「食堂らしい」ということになる。なお、レベルが高いからと言って世間一般で「良い」とされるかというとそうではないかもしれない。

圧倒的食堂レベルの店構え

肉焼きそばと肉入り焼きそば

さて、林屋食堂で1番注目してほしいのはメニューである。



値段もさることながら、こちらの想像力が試されるような独特な味わいがある。
代表されるのは「肉焼きそば」と「肉入り焼きそば」だろう。

…何が違う?

肉焼きそばを頼んでみた。
運ばれてきたのはかた焼きそばだった。
かかっている餡に豚肉が入っているか否か、ということだったようだ。(写真が見つからず)

後日、肉入り焼きそばを頼んでみた。
運ばれてきたのは豚肉の入ったソース焼きそばだった。

たっぷりソースの絡んだ麺とシャキシャキもやし、ごろっと豚肉が素晴らしい。
食べ終わるとほぼ100%青のりが前歯にくっついている。

肉入り焼きそば(大盛)

喧騒の中で

食堂なので当たり前っちゃ当たり前だが、お昼時は列ができる日もある。
たまにホール担当と調理担当の従業員さんの間で口論が起きてたりもして、ここでもやはり食堂レベルの高さが伺える。

丁寧な接客も叩き込まれたマニュアルも、ここには必要ない。
その時その場所に居合わせた人たちで奏でる喧騒が、胃袋だけでなく心までも満足させてくれるのだ。

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