「ほんとにそれで委員会」議事録

ひとつの出来事に対して、どんな内容でも、人によっていろいろな意見がある。
TwitterなどのSNSを通して、それまでは知り得なかった他人のあたまの中の考えや感情が可視化されて、まあいろんな人がいるものだと改めて知ることになった。それは興味深くおもしろくもあり、こんなにも多様だということが怖くもある。

そして何よりこわいのが、いろんな意見が飛び交う中で自分がこうだと思う考えが、本当に自分のものなのかわからなくなることだ。

様々な意見をを見たり聞いたりしてその中からどれか選んだのではなくて、本当に自分の中から出た考えなのか。
外からの評価やジャッジの目線ではなくて、明日は我が身、いや今、自分のこととして考えているか。
自分には関係のないことを自分のことのように言っていないか。
いつも問いかけたい。

それを「ほんとにそれで委員会」として、活動し続けたい。

そして自分の意見や自分でつくった方程式を、自分がいちばん疑ってアップデートしていきたい。

他人の出した正解や、世間の多数派の意見に対しても「ほんとにそれでいいのか?」と問いかけるけれど、発揮する場所を間違うと、ただのトラブルの掘り出しだと思われてしまう。

一時期よく耳にした「思考停止」という言葉に反して「思考過剰(そんなにわざわざ難しく考えなくてもいいじゃん)」もまた嫌がられる要素がある。見なければ問題じゃないのに問題を目の前に出されるとイヤがる人はたくさんいる。

誰かから見てわたしは間違っているし、うっとおしいし、おかしな人だ。
それでも諦めず、いやどちらかというともう諦めて、「ほんとにそれで委員会」に所属し続けようと思う。

モテないけど。

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