しりとり俳句(125)
朝は少し寒いくらいになってきました。
虫の声も以前より小さくなってきたような気がしてちょっと寂しいですね。
今週は、
・さつまいもシリーズ
があります。
こちらの続きから
👇
第125回は、10/7~10/13(2614~2634)全21句
2614. 昼と夜つなぎたるなり秋夕焼
秋夕焼(三秋)ち
2615. 焼け跡の雨あがりけり秋雀
秋雀(三秋)し
2616. 名案をささと書き付け夜食とる
夜食(三秋)さ
2617. 採るならば家族まるごと甘藷*
甘藷(仲秋)ち
2618. 妹の頬ふくらむや甘藷*
甘藷(仲秋)し
2619. 妹へ一番大きさつまいも*
さつまいも(仲秋)さ
2620. 芋虫の無邪気に葉つぱ食ひ尽くす
芋虫(三秋)ち
2621. 薬玉を引けば秋色まじりけり
秋色(しゅうしょく・三秋)し
2622. 知り合ひのやうな気のする美術展
美術展(三秋)さ
2623. 天女舞ふ山をつぎつぎ照紅葉
照紅葉(晩秋)ち
2624. ミシン踏む音も爽やか母の家
爽やか(三秋)し
2625. 家並の途切れた先の流れ星
流れ星(三秋)さ
2626. ほじくつてざつと秋蒔して空は
秋蒔(三秋)ち
2627. 騾馬つづく長城のみち末枯るる
末枯(うらがれ・晩秋)し
2628. ルーズリーフに手紙書く夜長かな
夜長(三秋)さ
2629. 長き夜やルーペ眼鏡は瓶の船
長き夜(三秋)ち
2630. 舟漕げば水面の色葉散りにけり
色葉(晩秋)し
2631. ちりちりと焦げ目つきたる秋刀魚かな
秋刀魚(晩秋)さ
2632. んまいといへばきらめくいくらかな
いくら(三秋)ち
2633. 喰らひつく西瓜や畑のどまんなか
西瓜(初秋)し
2634. なかなかの焼具合なり秋茄子
秋茄子(仲秋)さ
・・・・・
今週は積読になっていた俳句の本を読みました。
結社のメール句会の投句を終えた後は気持ちが一段落着くので、
これからはこの週を読む期間にするぞ!と意気込んでいます。
(今までは何していたんだろうね??(笑))
作句するときに思い浮かばない時、わたしは句集を読むようにしているのですが、その句集もなんでもよいわけではなくて、今はこれじゃないぞ!という感じがするものは、ゆったり期間に読もうかなと。
一言で「読む」と言っても人それぞれなのかなと、みんなどうしているんだろうと思う今日この頃です。
それでは今回はこのあたりで。
いつもありがとうございます!
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