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山登り人生vol29国体予選にエントリー

22歳、期待され国体予選に挑戦。
所属山岳会から5名がエントリーしました。
今の国体スタイルと違い、縦走・踏査などが競技内容となっていました。
県民体育大会山岳競技と一緒に予選会が開催されていました。

No49県体兼国体予選(多良山系)

昭和46年6月5~7日
役員参加2名、審判員3名、国体予選5名、県体5名 計15名

5日 佐世保駅8:00(体育協会借上げバス)⇒10:30諫早総合開会式12:00⇒諫早 
   駅(バス)⇒長田バス停⇒公民館  
6日 公民館7:10→白木峰(入山式)8:00→五家原岳9:50→金泉寺10:40→
   経ケ岳南壁12:00→13:00黒木バス停(競技終了)15:50
   →17:55金泉寺
7日 金泉寺7:35→経ケ岳10:10→岩屋越12:00→13:30黒木小学校

当時の金泉寺山の家

行動記録

5日予期せぬ国体予選への参加
8時佐世保駅。佐世保市体育協会指し回しの貸しきりバス号車に乗り込む。
諫早のメインスタジアムに着いたときは、小雨模様。
国体予選会に参加するメンバーは、トレパン・カッターシャツ・運動靴に着替え佐世保市のプラカードの下で開会式に出る。
高校時代ブラスバンドで参加したことはあるが、選手で行進するとは。
開会式がは始まると小雨が降り出したが、高校生の応援合戦が頼もしい。
開会式は終わり貸切バスで諫早駅まで戻り、食堂での食後後、路線バスで長田へ。バスを降りるなり土砂降りに。
長田公民館には各地から参加者が集まる。
M先生(審判員)より明日の行程説明あり。2日間の行程を1日で実施と言われビックリ。
国体1次予選を兼ね、個人審査と聞きまたビックリ。
出発順位のくじ引きが行われた。
我が会から5名、諫早2名、長崎1名のエントリーで2番目スタートとなった。

6日天気回復し、すがすがしい朝を迎えた。
負荷は20㎏で調整する。予選は白木峰から、県体参加者はここ公民館から出発となった。
入山式が終わり8時より3分間隔で出発する。
高校生パーティーは我々の後に出発です。
長さでシャツはめくり上げると減点と聞いていたので、人目を気にして上げたり下げたりする。
5番手出発の選手が後ろに着き、ペースを上げる。
太陽は夏の日差しだった。
五家原岳、2番手で通過。休もうと思っても休めない。
金泉寺では大休止と思っても5番手が来たので慌てて出発する。
笹岳で休んでいる1番手に追いついたが、入れ替わりで出発した。
この付近バテバテである。県境尾根を登り経ケ岳南壁へ。
随所に審査員がおり、バテを隠して頑張る。
ツゲ尾から下り1番手と一緒に休んでいると4番手のSが追い付いてきた。
誰ともなくゆっくり行こうとなった。
すると5番手が追い越していった。
慌てて後を追う。
黒木バス停に12時58分到着。
所要タイムで1位諫早のM、2位同じ会のS、3位に私だった。
開放された。後はかなり遅れた。
15時50分までみんなが着くのを待った。
金泉寺まで再び戻って、会長らの労いを受けた。
外では高校生らの歌声が聞こえた。

7日晴れ。
予選会で大きなマメを作った一人を除いて、県体競技に同行した。
7時高校生パーティー、7時30分一般パーティーが出発した。
運動靴にサブザックと超楽である。
高校生は、読図など審査をやりながらの行動で時間がかかる。
経ケ岳まで来ると流石に昨日の疲れもでてきた。
岩屋越から黒木小学校に下り閉山式となった。

今とは服装もザックも随分と違います。

高校男子:1位長崎西、2位佐世保南 3位佐世保工業定時・長崎東
高校女子:1位活水、2位大村、3位長崎西
一般チームは完走したパーティーは全て優秀チームだった。

2次予選会は7月に開催されることになりました。


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