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山登り人生vol67天山今出川で雪楽しむ

26歳。娘もうすぐ一歳。
山岳会入会6年目となった昭和50年。
1月には初めて洗谷からNo172雷山~井原山を縦走し
2月にはこれまた初めての天山で思わぬ雪の多さに雪山を楽しみました。
この2年前、入会された九州大学ダウラギリⅤ峰遠征隊隊長のM先生との思い出山行の一つでもあります。
冬の天山今出川は、毎年1∼2月の定番山行になりました。
タイトル写真は平成18年1月時の山頂直下の雪庇。

初の天山No174今出川

昭和50年2月23日 
M先生ほか12名
佐世保6:05⇒汽車・牛津8:30⇒バス・小城9:00⇒タクシー・天山神社9:30→
小学校→沢取付→天山→沢取付→天山神社入口バス⇒小城バス⇒
牛津汽車⇒佐世保
初めての今出沢で積雪あり、思わぬラッセルと山頂雪庇の乗越と、
山頂から沢まで、かなりの長さの尻制動を楽しむ。
・・・・・・
山日記の記述はこれだけですが、遠征モードの山行でした。

一緒したM先生は九州大学山岳部の創設者です。
昭和46年にはヒマラヤダウラギリⅤ峰遠征隊に隊長として参加され、
2年後に同じ山岳会に入会されました。
2020年9月90歳でご逝去されるまで、
長きにわたりご指導をいただきました。

平成18年1月時。

この天山は先生の発案での山行だったと思います。
早朝からの汽車、バス、タクシーに乗り継いでの山行。
思わぬラッセルと山頂雪庇の乗越、
当時植林されたばかりの急斜面を尻制動で雪まみれで下った山行。
長い長い林道歩きと。天山神社からバス停までの長い車道歩き。

今でも天山登山口に来ると当時を思い出します。

最近の天山行は山野草観賞がメインとなりましたが、これまで25回も入山し10回は冬の今出沢です。
今は植林地が大きく成長し、昭和50年時の楽しみはできません。

平成29年1月時。
平成29年1月、今出川

 小城は羊羹で有名です。

 

 

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