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山登り人生VOL249金山広滝沢右俣沢登り

1969年9月23日から記録を執り始めた山日記を振り返っています。
昨年3月29日から「山登り人生VOL1」から始め今回の投稿です。
私34歳。奥様34歳、長女9歳、長男8歳、次男4歳の頃の山登りです。
昭和58年度の山行は32回、49日と回数日数とも大きく増加した。
市房山や犬ケ岳の沢を楽しみましたが、背振山地北面の金山広滝沢は空振りでした。

No365金山広滝沢右俣 

昭和58年11月27日 Yと私
佐世保7:40⇒国民宿舎千石荘10:20→40分ロスタイム→広滝沢取付11:30→
右俣終了13:30→引返点14:00→上山田集落15:00⇒千石荘15:30⇒17:40佐世保 

金山の広滝沢は4~5ⅿ程の小滝を連ねた明るい沢である。
上部の右俣には40mの大滝があり、直登すれば手応えがある。
との情報によりYさんを誘って出掛けた。

千石荘裏手の駐車場に車を止めて、坊主滝への暫く登り坊主川に出た。
坊主川を渡り上に登ったら間違いで40分のロスタイム。
下に下るのが正解で、
よく踏み込まれた高圧線巡回路を約20分で広滝沢に出た。
入口は藪とは説明されていたが、
30分もスッキリとせず単調なゴーロが続いた。
これが広滝沢かと疑いながら遡るとようやく核心部らしくなってきた。

斜滝が連続しワラジだと気持ちよさそうだった。
今日は登山靴で滑りやすく慎重に登る。
この核心部も30分で終了し、右岸から道が横切るところで二俣となった。

真っすぐ進んだがスッキリしない。
引き返して右に転進。これもスッキリせず諦め進むと40m滝が現れた。
これが右俣だとはっきりした。
登り切ると藪となり左に抜けた。
約2時間の遡行だった。

この後、前山を目指したがガスが山を覆い視界もなく小雨となった。
先ほどの道を目指して下ったが、この道は途中でなくなり、
方向が定まらない逃避行となった。

なんとか車道に出ておじさんに道を尋ねと、
ここから千石荘への登山道はないと車で送ってくれた。
最後にいいことがあったが、全く冴えない沢登りだった。

 

 

 

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