新版九州百名山㏌よっちゃん109座目
1992年版の百名山の投稿を終わり、2002年版新版で追加された百名山39座を投稿しています。複数の山が1座として選定されており百名山ですが、100座を超えています。
109座目可愛岳(えのだけ)です。
山と渓谷社 新版九州百名山 可愛岳冒頭で『可愛岳は、延岡市と北川町の境界に位置し、東西に長い山容をもつ。登山口となる北川町俵野地区から見上げると、急峻な岩峰の山であることがわかる。俵野には高さ3㍍、周囲約60㍍の円墳があり、御陵伝承地として宮内庁の管轄下にある。古墳のすぐ南側には、西郷隆盛宿陣跡があり、西郷資料館として残されている。薩軍はここから可愛岳を越えて、官軍の包囲から逃れている。・・・』と紹介しています。
No945可愛岳・鏡山
平成21年12月22~23日 2名
この山にはこの山行一度のみとなっています。
22日 佐世保⇒大分自動車道⇒西郷資料館駐車場
23日 出発7:20→北尾根コース→8:20二本松林道→8:50烏帽子岳588m→南尾根コース分岐9:05→のぞき9:15→鉾岩9:30→9:45可愛岳10:10→10:35分岐→10:50林道→11:25資料館駐車場11:40⇒鏡山牧場峠→鏡山登山⇒佐世保
宮崎県延岡市北川町・西郷隆盛ゆかりの山に登りました。
可愛岳の登山道は、今からおよそ122年前(1887年)の8月17~18日、西郷隆盛率いる薩摩軍と官軍の戦が繰り広げられた場所です。
一旦は突囲戦が成功したが、薩摩軍の道なき道の山岳逃避行はなお続いたと記述されています。
往時に思いを馳せて北尾根コースから周回した。 登り始めて間もなくJR日豊線のトンネルの上あたりで墓地や石塔が沢山あった。薩摩軍を弔ったものだろうか。
この先、裏山を歩く感じで、林道に出ると展望が開けました。
烏帽子岳山頂からも展望がいい。
南尾根コース分岐を過ぎると岩場が現れ、「のぞき」「鉾岩」とビューポイントがあります。
こんな処も戦場なのだ。山頂からは西には行縢や大崩山系が、南には延岡市街地から尾鈴山方面の展望が素晴らしかった。
時間に余裕が出来たので、一等三角点の鏡山に向った。
直下まで車で行け、日豊海岸の眺めが印象的であった。
次回は、110座目七ツ岳は1992年版九州百名山で投稿しており、111目宮崎県高千穂町の二ツ岳を投稿予定です。