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山登り人生VOL275宝満山からショウケ峠縦走

1969年9月23日から記録を始めた山日記を振り返っています。
昨年3月29日「山登り人生VOL1」から始め今回の投稿になりました。
私35歳。奥様35歳、長女10歳、長男9歳、次男5歳の頃の山登りです。

昭和59年度の山行は19回、40日と回数は大きく減少しました。
仕事も浦頭引揚げ記念公園募金活動で超忙しかったし、
実父の動脈瘤での久留米大学病院入院、義母のギブス生活、
義父の仕事手伝い100日間と人生でも稀有な時期だった。

奥様は転職し私はアマチュア無線開局JG6RANで落ち着かなかった。
CQ,CQと夜な夜な自宅は賑やかとなる。 

15年振り二度目の宝満山は、初めてショウケ峠まで歩きました。
この後40年間、この縦走は一度も歩いていませんね。

No392宝満山∼三郡山∼砥石山

昭和60年2月9~10日 
M社長、Y、S女史、Eと私

09日佐世保19:00⇒22:00かまど神社
10日出発8:10→宝満山9:45→三郡山10:50→砥石山12:00→鬼岩→
  ショウケ越小屋13:50→15:00宇美15:30⇒かまど神社⇒20:30佐世保 

昨夜は春一番が吹き荒れた模様。
夜9時会長宅に集合して、一路大宰府へ。
小雨模様、3時間でかまど神社の駐車場に到着。
車内で寝酒の儀式を行い、車内とテントでお休みとなった。 

夜中ズーット雨、朝も雨。そんな中を雨具を着て出発する。
他の4人は軽装だが私一人はボッカなので必死について行く。
宝満山到着するも雨あがらず。回復の気配はないが三郡山に向かう。

三郡山頂
砥石山頂

砥石山頂手前で腹ごしらえをする。
S女史のペースがグーット落ちる。
宇美町へ下る道が見つからない。
仕方なくショウケ峠向けに歩き出したところに左への道が見つかり、
ここを下ること20分。鬼岩という岩塊にぶつかった。
しかしこの先がない。引き返した。単に鬼岩への道だったようだ。

ネットより鬼岩

大した岩でもないのにとブツブツ言いながら先を急ぐ。
雨が雪に変わり登山道も白くなってきた。
すっかり雪化粧した道に滑り滑りしながらショウケ峠に着いた。

現在のショウケ峠付近。ネットより

ここから宇美までの県道の長いこと。
シャーベット状の雪の中、舗装道路を歩く。
すっかり靴の中まで濡れてしまった。
タクシーが通る気配もなく黙々と下る。

宇美町からはタクシーで一人車取りにかまど神社へ。
宇美に戻った時は皆さんほろ酔い加減であった。
悪天候な一日もまた楽しからずやだ。
大宰府は合格祈願の参拝客で大混雑していた。

 

 

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