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山登り人生VOL368祖母山系川上本谷

1969年9月23日から記録を執り始めた山日記をブログで振り返っています。ブログは2021年9月1日から始め2年10カ月、
このシリーズ「山登り人生」は一年経ちました。

40歳頃の山登りです。
平成元年度は山行回数15回、延べ日数38日と
前年度比9回・15日と大きく減りました。

職場異動が大きく影響したようです。
今年度4回目の山行は、11年振りに祖母山系奥岳渓谷に入渓しました。
沢登り自体も一昨年の緑川水系山出川以来2年振りです。

No491祖母山系川上本谷遡行 

平成元年8月12~15日 
M社長、A、F海産物、Y、Mエンジニア夫妻と私
12日佐世保19:30⇒
13日尾平2:00 出発7:30→8:00川上本谷BC9:00→稜線15:00→障子岳→
  黒金尾根→BC17:00

14日雨天、BC出発9:00→車⇒
  ムコウカマド・ベニガラ取付への道路を確認しながら見立方面へ。
  白滝温泉15:00。
15日出発7:30⇒高千穂⇒阿蘇⇒山鹿⇒15:00佐世保

出発直前の準備で、行動予定もはっきりしないまま出発する。
体調今ひとつ。
事前学習やトレをしないと事故があった時は
どうするなど思いつつの沢登りへの出発でした。
車二台で出発。

11年前と同じ場所にテントを張り9時遡行開始。
滑らかな幅広い花崗岩の美しい川床を登ると20mのナメ滝に出会う。
この手前幅10m長さ20mのトロがあり、Y君がすぐさま飛び込み、M夫妻も、F君もM社長も続く。
私らは巻いて行く。小さな釜や滝が続く。

黒金山谷分岐まではルンルン気分で、
この後ゴーロが目立つがデケヤマ谷出合を過ぎて2段滝8mと変化して来た。出合を確認しながら登る。
ヤセオ谷出合付近はゴルジュとなる。
チョックストン滝が連続して現れ登攀的な遡行となってくる。

スリウス谷に入ってしまったようだ。
沢から外れてしまい戻ることも出来ず
壁を木の根を掴みながら登り熊笹の藪漕ぎをし
難行苦行のすえ縦走路に飛び出した。
かなり古祖母山寄りだった。
障子岳に戻り黒金尾根からBCに下る。

障子岳からの眺望。

14日前夜からの雨でフライなしの我々のテントは水浸し。
朝は止んでいたが時折の小雨で天気もはっきりせず、
沢登りは中止し引き上げることになった。

気になる沢の取付への道を確認のため
宇目町から木浦鉱山、杉越、見立と初めてのルートを走らせて、
いくつもの峠を越え見立の渓谷へ。
白滝温泉で汗を流す。
風呂の前には高さ30m幅10m程の立派な滝が瀑布を落としている。
秋の紅葉時は素晴らしいだろう。

秋の白滝

宿近くの県道沿いにテントを張り、最後の夜を過ごす。
盛大な宴会となる。F君作の特製カラーが最高の味だった。

見立渓谷

15日高千穂⇒阿蘇⇒山鹿と走り15:00佐世保着。
早い帰宅となる。
今日は奥様の誕生日、何もしないのが心苦しい。

 

 

       

 

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