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20年振り2度目の津波戸山

2002年版九州百名山津波戸山529.4m

今回の山行

No1541津波戸山と中山仙境・西方寺ミツマタ
令和5年3月24∼25日 4名

国東半島の山は7度目です。
最初に来たのが平成15年6月、九州百名山踏破のため田原山・津波戸山に登りました。
これ以来20年振りの津波戸山でした。

24日 杵築市登山口11:00→海蔵寺跡11:45→夫婦岩・太師修行立像12:15→水月寺奥の院12:45→津波戸山頂13:00→東展望所13:10→山頂戻り→奥の院→66番札所14:05→岩稜下降点14:30→渓谷14:40→15:10登山口⇒豊後高田市16:30夷谷温泉 

登山の所要時間4時間10分
距離5km  上り493m 845kcal   11,000歩

登山者用駐車場を出発すると、後ろから声が掛かります。

「この山は初めてか」
「クサリ場の登り方は分かっているか」
「増水したら沢は横切るな。消防に連絡しなさい。」
「3番札所は今日の天気だ、止めたがいい。」等など
登山道横に住まいのオジサンでした。
遭難者救助に尽力されているのでしょう。

車左の家のオジサンからアドバイス

この山は山香三山の一つで杵築市と宇佐市の境界付近にあり、岩山の尾根やクサリ場の難所が待ち受ける奇岩絶峰で、88体の弘法大師像を廻る巡回コースが整備されています。

海蔵寺跡に来ました。1番札所です。

ここから沢筋に沿って登ります。
ここが「増水したら沢は横切るな。消防に連絡しなさい。」と言われた場所かな?

石積の中から水が流れる音がしていました。

問題の3番入口まで来ました。
苔むした岩場の方にコースは進んでいます。
どうするかは若手リーダーに委ねました。
「止めましょう。」との判断に賛同しました。
雨が降るかもしれない。資料には往復4時間なのに、あのオジサン上り4時間と言った。
ことなど考えると正解でした。

左に進むと3番札所方面です。真っすぐ進みました。
真っすぐ進むと長くせず夫婦杉があり、夫婦岩があり、岩の間を抜けると太師堂跡に弘法大師修行立像が佇んでいました。

左の岩の間を抜けて寄り道します。
弘法大師修行立像
沢筋に戻ります。

沢筋に戻り、幾つもの石仏にお参りしながら登ります。
奇岩の間を縫って登ります。

傾斜も急となります。石仏を確認しながら登ると奥の院です。

水月寺奥の院まで来ました。

ここまで来ると山頂も近くなります。最後のロープ・クサリ場を抜けるとなだらかな主稜線となり、気持ちものんびりモードになります。

沢筋を登り上がり主稜線に出ました。

直ぐ展望台ですが雲がかかり展望なし。
この先の山頂は展望が利かない場所で更に東展望所まで進んでも白い世界でした。

最初の展望台所。何も見えず。
山頂
東展望所

往路を引き返し、66番岩山への分岐まで下りて来ました。
時間にも余裕があり雨も降りそうもなく66番に向かいました。

沢筋を離れ66番、岩尾根に向かいます。

ちょっとした急なルンゼを登り岩を廻り込むと66番は直ぐでした。

66番の石仏

岩稜に上がると視界が広がりました。山頂は雲の中ですが抜け出ました。
奇岩、奇峰が広がります。
3番方面の岩場も確認できました。

対岸の岩峰
山桜が綺麗です。
ショートカットした3番方面の岩峰
岩稜を下ります。
岩稜を下ります。
石仏が点々とあります。88番まで。

岩稜からお別れ急斜面を下り沢筋に戻ります。

50m程のクサリ場下りでした。
下って振り返る。
往路まで下って来ました。
登山者用駐車場に戻って来ました。

往復4時間でしたが、3番を周回すると、やはり5時間はかかったと思われました。

20年前の記録

No760国東半島田原山・津波戸山 
平成15年6月7~8日 2名
田原山登山後:津波戸山登山口9:40→海蔵寺跡10:00→奥ノ院10:50→津波戸山11:05→石橋12:00→12:50公民館 
集塊岩が侵食された奇岩絶峰が・・・。「津波戸山弘法大使八十八ヶ所霊場」

前回は3番の方も廻ったようです。
全て廻って所要時間3時間10分とは、元気だったのかな?

3番方面のコースだったかな?
石橋を渡る同行者

国東半島の山行内容

これまでの国東半島の山行です。 
No0760田原山・津波戸山 平成15年6月7~8日 2名
No 0925猪群山・両子山・雲ケ岳 平成21年3月13~14日 2名
No 1034中山仙境・田原山(鋸山) 平成25年3月24日 4名
No 1291千燈岳・両子山 令和元年6月24日 2名
No 1426文殊山 令和2年7月17日 2名
No 1427田原山-屋山-太郎天尾根 令和2年7月29∼30日 2名
No1541津波戸山と中山仙境・西方寺ミツマタ 令和5年3月24∼25日 4名        
 

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