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よっちゃんの山日記No1591東北の山旅その6 

令和6年9月25日∼10月1日


させぼ山酔倶楽部の仲間3名で東北の日本百名山3座、
日本二百名山2座を登って来ました。
旅先から投稿していましたが、少し整理して再投稿です。
25日佐世保出発し、
26日小雨の栗駒山、
27日秋空・紅葉の秋田駒ヶ岳、
28日八幡平のお池を散策し、
29日は今計画での最北、八甲田山に登ります。
その後、いよいよ東北路の南下が始まります。

9月29日(日) 八甲田山登山

酸ヶ湯キャンプ場6:30→仙人岱8:00→鏡池→8:50八甲田大岳9:10→
大岳鞍部避難小屋9:30→毛無岱10:40→酸ヶ湯12:00

平成6年8月以来二度目の八甲田山です。
この山名の単独峰が存在するわけではなく
複数の成層火山や溶岩円頂丘で構成される南北にまたがる火山連峰です。
青森県のほぼ中央に位置し、最大の魅力は広大な高層湿原で、
高山植物の宝庫となっています。
主峰は八甲田大岳1,585mです。
今回、八甲田ロープウェーからの縦走を検討したが、酸ヶ湯からのバス移動の便が少なく、30年前と同じコースを周回した。

酸ヶ湯登山口

酸ヶ湯から仙人岱への登りはガス注意や休憩禁止箇所があった。
硫化水素が噴出している場所があるようで足早に登った。

硫化水素が噴出箇所
休憩禁止の沢筋ガレ場
対岸(大岳斜面)は紅葉が進んでいます、

仙人岱1313mに着くと大岳の眺めが良い、
水場(辰五郎清水)もあったがちょっと心配で潤す程度にした。

小岳を見ながら仙人岱へ
仙人岱から大岳を見上げる。

急登30分程で鏡沼に着いた。
道脇の小さな祠を過ぎると直ぐ山頂だった。

鏡沼
小さな祠
もう直ぐ山頂

青森市街地が眼下に広がり岩木山も展望できた。

青森市街地
山頂東側の火口
岩木山を望む
山頂南側?
左端にロープウェイ山頂駅も萌えます。
毛無岱を見下ろす。

360度のパノラマを楽しむ。ロープウェイ駅も確認できた。
北側に避難小屋に向けて下る。
道は荒れていて歩き辛かった。

鞍部の避難小屋
避難小屋

小屋からは北に毛無岱に下ります。
今回の一番のハイライトです。
湿原が大きく二段になっています。
木道を歩きます。木道の急な階段もあります。
油断できない箇所が出て来ます。

休憩デッキもあり振り返り大岳を眺めます。
湿原を十二分に堪能し、木道が終わると沢道のようになりますが、
酸ヶ湯も近くなると急な下りとなり。酸ヶ湯駐車場に到着です。
予定の時間で行動を終えました。

酸ヶ湯温泉

東北路の南下・早池峰山麓うすゆき山荘泊り

酸ヶ湯12:00⇒黒石観光リンゴ園12:30⇒黒石IC⇒(東北道)⇒紫波IC⇒
16:30うすゆき山荘

八甲田山まで予備日を使うことなく予定の山を登った。
後は東北路を南下しながら考えることにした。
南下の前にお土産のリンゴを買うことにしました。

岩木山が美しい

盛岡か花巻市までは南下したいと検討し、岩手山もあるが早池峰山を目指すことになった。
暗くなる前に登山口に到着した。

早池峰総合休憩所(ビジターセンター)

調べていたキャンプ場がはっきりせずビジターセンターに尋ねると、
ネットでは紹介されているが管理が行き届かず不衛生だと言い、
少し戻った場所のうすゆき山荘を教えていただいた。

ここは最高の山小屋だった。
室内もトイレも綺麗で水も豊富に流れていた。しかも無料だ。
ストーブや灯油もあり暖も取ることができた。
灯油使った方は補充してくださいとメモがあったが、
購入するスベもなく「その旨」利用者手帳に記入した。
我々3人だけで。広々とした部屋でゆっくりと食事し休むことができた。

今回は宿泊場所に恵まれている。
初日の避難小屋での幕営、快適な二日目乳頭温泉郷キャンプ場・三日目後生掛キャンプ場、四日目酸ヶ湯キャンプ場と飛び込み利用だったが気持ち良く利用できた。
今夜は全く予想外のうすゆき山荘だった。感謝、感謝です。
明日は、プラスアルファーの早池峰山登山です。

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