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山登り人生vol123九州横断の山旅

29歳。長女4歳、長男2歳。
昭和53年度は、20代最後の年です。
年間24回45日の入山で前年より10回減りました。
相変わらず黒髪山系への入山は8回と多く
会長誕生祝いや創立25周年を祝いました。
念願の根子岳山口谷への山行も実現しました。
この年度を振り返ります。

No241九州横断の山旅(由布岳~御前岳)


昭和53年4月28日∼5月4日 単独
初めての山12座のピークハントの山登りでした。

4/28 佐世保23:00⇒(職場山岳部山行の車に便乗)
4/29 02:50豊後中村6:05⇒6:25湯布院7:30→岳本7:50→水場9:05→合野9:35→ 
           由布岳東峰10:40→西峰11:00→合野11:40→正面登山口12:20→
           林道峠13:00→倉木山14:50→コル15:20(沢を下り水補給引き返し)
           →17:00テント場 
4/30 起床6:00 
          出発7:30→稜線8:40→城ケ岳9:40→テン場戻り10:35→水地11:00→
         湯平(バス)⇒湯平温泉12:40→温泉場(うどん)13:40→
   車道終わり14:30→予想しない水場16:00位置不明→
   行動終え幕営16:40
   就寝20:00 

5/01 起床5:15    
           出発6:50→山下湖への道7:50→山なみハイウェイ8:35(トラック)⇒              8:45朝日台(朝食)9:30→10:30崩平山11:00(足首が痛い)→12:00朝日台              13:30(バス420円)⇒13:50牧ノ戸峠14:15→黒岩山14:40→15:00牧ノ戸峠              15:20→猟師岳16:00→一目山17:00→18:05ひぜん湯     
          就寝20:30

5/02 起床6:00    
          出発7:00→涌蓋山9:15→はげの湯10:30→岳の湯11:20   
         (バス200円)⇒12:00宮原中央12:40(バス220円)⇒池の山   
          (ダンプ・ヒッチ)⇒間地13:50(ヒッチハイク)⇒14:10下切→   
        キャンプ場16:15→偵察16:45 設営終わり17:30 
5/03 起床5:00    
         出発6:00→酒呑童子山7:00→7:35テン場7:50→下切9:30(バス230円)⇒           間地9:40(ヒッチハイク)⇒中西9:55→林道に出る11:10(ワゴンヒッチ)⇒           石建峠11:20→渡神山12:00(山ツツジ綺麗)→山頂下の合流12:20→               椿の鼻14:25→本城15:00→釈迦岳16:10→御前岳17:15→19:20今村分校跡    
        就寝21:00   
        小屋代500円、ビール他260円 
5/04 起床6:00    
          7:45スクールバスに便乗⇒ 
    8:00宮の尾9:10⇒10:55羽犬塚12:43⇒16:44佐世保

28~29日由布岳から倉木山

28日、期間中の天気予報は最悪だったが、職場山岳部の九重山行車に便乗して市役所前を出発する。
29日、豊後中村駅前で皆と別れ駅前で寝ることにした。
朝一番の汽車で湯布院に向かう。
朝から雨で出鼻を挫かれたが意を決して出発する。
西登山口からだから登り甲斐があった。
東峰・西峰と山頂を踏んで下ると、

2022年10月、正面登山口からの由布岳

合野越でマラソン選手の宗兄弟が駆け上って来た。
水を所望されたので提供した。
倉木山の登りで完全にバテる。

倉木山頂。ネットより借用

水は0.5㍑しかない。これだけではと水を求めて沢に下る。
水を補充してコルに戻り幕営する。

30日城ケ岳から湯平温泉

城ケ岳からの由布岳の眺め。ネットより

テン場から城ケ岳を往復して水地へ下る。
バスで湯平温泉に向かいお店で昼の腹ごしらえをする。
温泉街を抜け車道終わる場所でエンストの車を押してやる。
温泉街を過ぎてから道が不案内となる。
地図のつなぎ目ではっきりしない。
温泉から千町無田へ山越えを目論んだが道が判らない。
ザックを置き3時間も探したがだめ。
水場があり近くで幕営することにした。

1日崩平山からひぜん湯

千町無田への山越えを中止して北西方向に転進。
1時間程で山下湖上の山なみハイウェイに出た。
朝日台までトラックに載せていただいた。
レストランで朝食を済ませ崩平山を往復する。

2021年3月崩平山頂
2021年3月崩平山頂より九重連山を望む

バスで牧ノ戸峠へ。
予定ではここで幕営だったが、泊まれる雰囲気でもなく、まだ日も高いので更にピークを目指した。

2018年11月黒岩山山頂

黒岩山、猟師岳と登り一旦下って一目山へ。
僅か10分で山頂へ。いちもくさんに登った。
今日の宿「疥癬湯ひぜん湯」は三日間の疲れを癒すには最高の宿であった。
山下湖から運よく車に乗れたし、朝日台からのバスも余裕があり助かった。昨日の遅れを取り戻した。
 現在ひぜん湯宿の建物はありません。
随分前の大雨で流されてしまい。
田中さんと言ったかな流され亡くなられました。

2日涌蓋山から岳の湯

小屋の中を通り涌蓋山へ。
山頂かと思ったら手前のピーク女岳でその奥にひと登りありました。
九重連山の良い展望台でした。

2012年6月左女岳、右涌蓋山

北斜面を温泉目指して一気に下ります。
庭先のあちらコチラから湯煙が立ち上っています。
岳の湯から宮原でバスを乗り継ぎ下筌ダムまで。
上流の間地までダンプにヒッチハイクで乗せてもらう。
案内板を見て予定変更し酒呑童子山に登ることにし、
更にヒッチして下切集落へ。
ここから支流の林道を歩き終点で幕営した。

3日酒呑童子山から御前岳へ

酒呑童子山には道を迷いながらの登山となった。
下りには正しい道を下ったようだ。

ネットより借用

下切に出てから西か東かと随分と迷った。
そう悩んでいると東(間地)に行くバスが来たので決定した。
間地からは2回のヒッチで石建峠へ向かった。
峠から急登りで渡神岳だ。

ネットより借用

御前岳ははるかに遠い。
今日中に行けるか気になった。
天気は下り坂。体調も風邪をひき不調。もう山中泊は気が進まない。
17時3分、御前岳到着。

2023年3月、御前岳山頂

万歳と叫んだが、声が出ない。
完全に風邪症状である。
暫く大の字になり横になる。
由布岳からの山々を想い東の空に想いを馳せて下山する。
沢と出会うたび水を飲む。
1時間で下る行程を2時間以上もかかり、
ビッコを引きながら陽も落ちた集落へ。
期待していた山の家は営業中止で分校跡(代替え)に泊まることになった。

4日風邪は悪化した。

スクールバスに便乗して宮の尾に出てバスで羽犬塚へ。
汽車で佐世保に向かった。
 
 

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