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親子登山㏌霧島連山その1

No1536高千穂峰&韓国岳 
令和5年2月21∼22日 長男、次男、山友K女史、私
中断していた親子登山。親子3人では昨年4月の経ケ岳以来です。初の冬季キャンプ登山で装備を持たない次男は、登山靴を出発日に受け取るギリギリのタイミングでした。参考までにネット購入ですが、4品までは送っていただきサイズ確認で、合わないものは返品できるそうです。

一日目高千穂峰登山

21日佐世保8:30⇒高千穂河原13:00→御鉢14:00→鳥居14:20→14:50高千穂峰15:10→16:30高千穂河原⇒16:50えびの高原キャンプ村

21日、高千穂峰は平成29年3月以来6年ぶり5回目の登山でした。
出発が遅れ途中渋滞もあり、時間が気になりましたが天気も良く風も穏やかで眺めも良く堪能しました。
今回の平均ペースはヤマップで90∼110%の3時間40分でしたが、前回2時間40分で往復しておりいささか驚きでした。

高千穂河原から出発
ここから右手に登山口があります。
石畳の樹林帯を抜け御鉢への登りが始まります。
暫く砂道です。
溶岩の岩道に代わります。黄色ペイントを頼りに登ります。
御鉢の淵まで登って来ました。奥が高千穂峰の山頂
御鉢の火口壁の上を登ります。バックは桜島
火山ガスの観測器でしょうか?
ガスに敏感な次男はマスク着用。バックは韓国岳
高千穂峰の斜面の地層
高千穂峰がでっかく構えています。
鳥居があり最後の登りが始まります。
ザレ場の登りづらい急登が続きます。
山頂が見えてきました。
高千穂峰山頂です。
天孫降臨伝説の山
山頂の天の逆鉾
以前は有人の小屋でした。宿泊したこともあります。
小屋の主はアマチュア無線愛好家で交信したこともありました。
山頂から北西に新燃岳と一番奥に韓国岳を望む。
山頂から南、桜島を望む。
山頂から北、眼下に竜王山、矢岳を見下ろす。
山頂から東、御池方面の尾根コース。
大きな火口、御鉢に向け下ります。
息子二人

キャンプ村受付の17時直前に入村しました。このキャンプ村には温泉施設があるのですがパイプ凍結で利用できなく、ホテルでの入浴となりました。
当然無料と思いましたが600円も徴取され憤慨しました。このホテル日帰り入浴は1,200円とあり、まあいいか。

管理センター

次男準備の夕食で心配しましたが、キムチ鍋で楽しいひと時でした。
50年来洗っていない冬用シュラフを次男に貸し、私は3シーズン用。寒さ対策でテントシート二重にしましたが、寒さで寝られないこともなく朝を迎えました。長男は上等なシュラフを購入していました。キャンプ村利用は我々一組でした。

明日は、二日目韓国岳を投稿予定です。



 

 

 


22日、韓国岳は令和元年5月以来4年振り10回目の登山でした。山頂部白くしており期待を持ちながら出発します。硫黄山近くの県道は通行止めで火山規制がかかっていました。韓国岳への登山道も迂回しています。 次男は火山ガスが気になる様子でした。

五合目までは急な登りです。休憩所が新設されていました。この先は緩やかになりサプライズで歓迎してくれました。空気中の水分が氷結した霧氷が見られました。雪が凍ったものではなく綺麗な氷の結晶です。北アルプス等では風に吹かれカラン・カランと鳴るのですが、そこまで発達はしていません。風もあり防寒着を着込みますが、そう厳しくもなくのんびりと動画を撮りながらこの景観を楽しみら山頂に立ちました。

 

 

往復の予定でしたが、長男が大浪池も見たいと言い寄り道します。急な下りの木道はかなり壊れていました。濡れたり凍ったりしていなかったので不安は少なかったですが、いささか食傷します。

大浪池避難小屋近くまで下ってくると、登山道も凍ってなくぬかるみ状態です。先週の久住ほどではありませんでした。火口壁へ池が見える場所まで登り直します。

冬の大浪池はコバルトブルーとかコバルトグリーンに輝く佇まいではなく静かに横たわっていました。引き返してつつじケ丘登山口まで2キロの道は少し堪えます。中腹を巻いてえびの高原に戻るのですが、小さな起伏があり最後のひと頑張りです。残り1キロになるとなだらかな下りで県道に出てゴールしました。息子たちは、霧島連山火山の雄大さやサプライズな霧氷に感激したようでした。 

記 古川好幸

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