黒髪へんろ道デモ遍路「黒髪山巡り」
11月7日開催されたデモ遍路に登山サポートとして参加しました。
黒髪へんろ道開山の動きは、黒髪連山及び麓に八十八カ所の札所を設けて昭和3年に創設された黒髪新四国巡りを再興させようとの取り組みです。黒髪連山の自然と麓の民族文化を紹介して、全国の登山やウォーカーにその魅力を伝え、地域活性化を図ろうと地元有志により動き出しました。
2017年四国遍路で1200㎞野宿一人歩きした私にも声がかかり協力しています。
毎月一回開催されている広報活動のデモ遍路も12回を数えました。今日は武雄市山内町、黒髪山東側の札所、石仏を6時間ほどかけゆっくりと解説を聞きながら歩きました。
9時30分黒髪少年自然の家を出発。
宇戸修験場の奥には4か所に石仏がありますが、岩壁直下で落石の危険性もあり札所からは外したとのことです。10時乳待坊展望台に到着。10番札所。
九州自然歩道を見返峠方面に歩くと10番砂岩洞があり、林道が終わり山道に入り途中より雌岩基部に進むと11番泊まり岩の石仏があります。
11時見返峠到着。
この樹はなんだろう。隣の枝をのみ込んでいます。
12時西光密寺まで来ました。空海伝説が残る寺院で、正保2(1645)年には真言宗大覚寺派の大智院(現佐世保市)となりました。(本堂写真撮ってませんでした。)
元気な人は天童岩に登り到着を待って昼食となりました。13時不動寺奥の院向け出発。まずは僧侶供養塔と思われる「月輪峯石仏」へ
ここからは山内町の展望がききます。昭和10年代に定林寺修行僧により開かれた真言宗寺院「不動寺」に下ります。
不動寺から林道を下りカザハヤ展望所からは参道をくだります。14時
二の鳥居脇に立つ石碑「独一法界」の意味は、「一法をもって万法を納める無量の大日如来」を指す。延宝5(1677)年に大智院1世権僧正覚編が建立。と解説がありました。
住吉城址まで下って来ました。14時50分。
ゴール近く石造〇魔王像に立ち寄ります。〇は漢字変換でできませんでした。(泣)浄土院跡に残る石造で、像の側面に「運送人数二百人、天正十年」と刻字されている。朝鮮渡来とも伝わるが、像容や年代から伊万里家利が龍蔵寺の攻勢から住吉城へ逃れてきた記念碑説もある。
15時05分。住吉城址駐車場に到着、解散。
3日、本日7日と続けての黒髪山でした。20∼22日も黒髪少年自然の家での令和3年度安全登山指導者研修会に参加予定で西日本地区から岳人が集まります。
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