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1115㎞一人歩き四国遍路の旅7日目

2017年4月16日(晴)20番から22番へ。

四日目に続いて山登りの遍路道です。
43日間の中では六・七番目の高さの山を越えます。
標高H30mの道の駅かつうらからH500m鶴林寺に登り、山を下って阿南市に入り那賀川水井橋H40mを渡るとH520m太龍寺まで登り返します。
またH80mまで下ります。
この先、H200mの大根峠へとだらだらの長い登りが続き、下りもH30mまで長い長い道のりでした。
毎日20㎞以上の歩きが続きます。
本日22㎞、10時間30分行動のしんどい一日でした。累計148.2㎞。

20番札所 霊鷲山 鶴林寺 

本尊:地蔵菩薩(伝弘法大師作・国宝)、開基:弘法大師
宗派:真言宗高野派
日の出頃5時30分に道の駅かつうらの遍路小屋を出発します。川を渡ると直ぐ山道となります。一つ目の山登りの始まりです。

暫くすると休憩所がありテントが張ってありました。昨日お酒をくれた人が張っているのかと思いながら素通りしました。

私が追いついたのか先を行くお遍路さん。

一つ先の21番太龍寺方面の山だろうか?
県道146号線まで登ってきました。
延暦17年(798)の建立です。
ここも桜が綺麗でした。
さあ下ります。

二つ目の山(太龍寺)方面も見ながら那賀川まで一気に下ります。阿南市に入りました。

水井橋手前の休憩所。腹ごしらえします。
若杉谷川沿いに登ります。

21番札所 舎心山 太龍寺

本尊:虚空蔵菩薩(伝弘法大師作)、開基:弘法大師
宗派:真言宗高野派

本日二つ目の山登り、峠H430mまで上がって来ました。
ここに重いザックは置いて山谷袋のみで太龍寺に向かいます。
まだ標高差90mの登りが続きます。

山門まで来ました。先はまだ参道が続きます。

建立は鶴林寺より更に古く延暦12年(793)です。
本堂のあと大師堂にお参りします。

大師堂

ここの参拝は多くの方がロープウェイを利用します。
ザックを置いた場所まで引き返し山を下ります。大きな道(県道H80m)まで下ってきました。この先、写真が少なくなっています。もうかなり疲れが出ているのでしょう。

ここからの車道歩きは国道195号線に出るまでだらだらと登っています。
国道に出ると右に下れば道の駅わじきがあるのですが、何故か下りませんでした。先を急ぐ焦りがあったのでしょう。ここで食料を補充して置けばよかったのですが・・・。

国道を横切り三度目の山道に入ります。大根峠H200mまでは長くせず越えたのですが、ここから先が長く長く感じました。大根へんろ小屋があり一息入れます。

山道から車道歩きになり川沿いになるのですがなかなか平等寺に辿り着きません。

不安になりながら歩きお寺見えた時は力が抜けた感じでした。太龍寺から5時間近くで到着しました。

22番札所 白水山 平等寺

本尊:薬師如来(伝弘法大師作)、開基:弘法大師
宗派:真言宗高野派

山門に向かいます。
本堂に向かう急な石段

善根宿きくや

最後のひと頑張りです。今夜の宿「善根宿きくや」をなかなか見つけることができませんでした。

街中をウロウロしてようやく探し出しました。16時到着、長い一日でした。

道中、食料の補給が出来ませんでした。
三日目善根宿で一緒した韓国人とまた同じになりました。
彼と二人コンビニへ買出しに行きますが、以外と遠く道を尋ねた女性が車で送ってくれました。親切に帰りも宿まで送っていただきました。
この夜は若い男女、同年代男性、外国人2人が一緒で、宿は一杯になりました。外でも外国人がテントを張っていました。
宿にはシャワーもあり三日ぶりに身体を洗い洗濯もしました。

次回は8日目23番薬王寺を投稿予定です。
また是非読んで下さいね。お待ちしています。

















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