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山登り人生vol106不動明王の銀流沢

28歳。長女3歳、長男1歳
昭和52年度は黒髪づくし龍門づくし、この山行を振り返ります。
河鹿沢、モミジ沢、名無沢、ソーメン沢の次は銀流沢です。
黒髪へんろ道ガイドブックを見ると
「銀流沢」の「流」は「竜」が正しいようですが、山日記のまま「銀流沢」で通します。 

No215竜門渓谷本流・銀流沢・名無沢


昭和52年7月31日 6名
見返峠への登山道に平行する本流を遡行し、

登山道から離れ本流を渡渉して枝尾根の階段道を詰めると
不動明王が祀られている銀流の滝がある。

本流を渡渉し左の石段を登る

両岸には沢山の石仏がある。

銀流の滝4m11:10→F2・4m11:15→出合11:35→F5・5m11:45→
F6・5m11:55→終了12:15→登山道に出る12:30→青牧峠13:00→
13:20名無沢F3へ

銀流の滝は右側を巻く。
この沢は岩が褐色しており、気持ちのいい沢ではない。
岩肌だけでなく修験の場の雰囲気がそう感じさせるのだろう。
F3・4は梅雨時ならシャワークライミングが楽しめるだろう。
F5は逆層気味で登りにくく、岩も剥がれやすい。
ザイルが必要。
沢を詰め直登すれば登山道にぶつかる。
この後、名無沢に入りました。

銀流沢の流域

黒髪へんろ道48番札所「銀竜の滝」

これから45年後、昨年5月には黒髪へんろ道が開山し、銀流の滝一帯は48番札所「銀竜の滝」として指定され、何度かこの札所をお参りしています。

札所の解説をする黒髪へんろ道運営協議会会長 吉島氏

もう少し沢の紹介が続きます。
 

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