2020年6月の記事一覧
会話メモ⑤ 「ウチの母親」
博多の母娘
Aは
とある平日の昼休みに
昼食を取りながら、
職場の同僚Bに
自分の母親の事を話しはじめた。
A
あの人くさ
モノの名前をザックリとしか覚えんめ〜がね〜
時々なんの話かわからんくなるっちゃんね〜
B
例えば?
A
こないだ台湾に旅行に行った時に
空港着いた時から
ウーロンハイ!ウーロンハイ!
ってうるさいけん、
コンビニにで烏龍茶と地元のお酒買って、
夜、部屋で割って飲もう
会話メモ④ 「校則」
博多の昭和の高校生
西鉄大牟田線車内。
高校に上がりたての女子二人が、
通学で使っている西鉄電車のシートに二人並んで座って下向途中。
A「なんかウチの学校ゆるいね〜」
B「ゆるいゆるい
先生もぽけ〜〜って、しとうもんね〜〜
・・・いやでも・・
厳しいのも一人おるよ」
A「え?! うそ〜 まだ会ったことない〜〜」
A・B「・・・・。」
二人とも会話がとまって少し沈黙。
会話メモ③ 「うどん」
博多のオモロイ夫婦
お昼は何が食べたいかと妻が切り出した
「うどんくらいで良いっちゃないと?」
夫は言った
「昨日昼にうどん食べたって言いよらんかったっけ?」
と妻
夫「いや〜言うてない」
妻「言ったって!」
夫「いや〜知らん〜」
妻「なんかいな??こん人は!
ボケ散らかしよっちゃないと??」
「まあ別にうどんで良いけどね〜」
と夫
妻「も〜〜
な〜〜んか気色悪いっちゃんね
会話メモ② 「アルパカ」
博多の親子
母と娘は日曜日の買い物で天神の街を訪れた。
母は娘に
「こないだ天気予報見よったらクサ。
今年なんか寒うなるみたいやけん、
セーター見にいかん?」
と言うことで、
出来たばかりの冬物の売り場へ。
娘が若者向きのコーナーを物色していたら
母親がおもむろに
「そー言えばクサ。
ウチにアルパカのセーター無かったかいな?」
娘は
そんな高価な素材のセーターがウチにあるはずが無い。
会話メモ① 「カップラーメン。」
博多のオモロイ夫婦。
ヤカンのお湯が沸く音がする。
その家の妻が
趣味のビーズの手を止めてパタパタと台所に。
沸騰したヤカンが
湯気をせわしなく出して
フタから少し吹きこぼれているのを見て
火を止めてから
「お父さんお湯が沸いたよ〜〜」.
と自室にいる夫を呼んだ。
「は〜い!はいはい」
と言いながら片手にカップラーメンを持って夫がやってきた。
妻はカップラーメンを見るや
「お父さ