2021年 京大入試 英語大問2 第5文&単語の覚え方
11日目です。さあ今日から地獄の難構文の始まりです。では今日の英文を見てみましょう。
The Origin of Species made an epoch.
The Origin of Species :種の起源 epoch:時代
地獄の入り口って多分こういうものだと思うんですよ。最初はすごくかんたん、それで、入った途端逃げられない、みたいな?ごめんなさい、今日の文は拍子抜けしちゃうくらいかんたんです。ですので休憩がてら単語の話をしていきたいと思います。今回の文は動詞がmade、主語はThe Origin of Speciesです。特に間に入っているものもありません。なので和訳はサクッといきましょう。
『種の起源』は新しい時代を作った。
ハイ、終わりです。epochが少し難しい単語でしょうか?皆さんはベル・エポック(Belle Époque)という言葉を聞いたことがありますか?美容師学校ではありません(笑)。これはフランス語で「良き時代」という意味です。19世紀末から第1次世界大戦までのフランス(ヨーロッパ)が栄えていた時代のことを言います。これを知っているとepochの意味はすんなり入ってきそうじゃないですか?僕は歴史が好きなので、英単語を世界史上の出来事と関連づけて覚えています。このように英単語を単語帳の意味からひっぱりだして自分の言葉として消化することが単語学習のキモです。その手助けになるツールの一つに「英英辞典」があります。電子辞書をお持ちの方でしたらおそらく入っています。これが便利で英語を英語で説明しているので、とにかくわかりやすいです。例えば、僕の大嫌いな単語の一つにattribute「〜の原因を…に帰する」って単語があるんですがこれを英英辞典で引いてみると、
attribute
1. to believe or say that a situation or event is caused by something
2. if people in general attribute a particular statement, painting, piece of music etc to someone, they believe that person said it, painted it etc
3. to believe or say that someone or something has a particular quality
1つ目の訳を見てみてください、「ある状況や出来事が何かによって引き起こされると思ったり言ったりすること。」です。つまり原因を表すということです。結構わかりやすく書かれていると思いませんか?
ちなみにepochを調べてみると、
epoch
a period of history
とあります。「歴史上のある期間」でしょうか。結構わかりやすくないですか?英英辞典は全部英語ですのでとっつきにくい辞書ですが、ネイティブのイメージを学ぶ上でとても役立つツールになるので、美味しいところだけでもつまみ食いしてはいかがでしょうか?
今日は英文解釈というより単語の勉強法の話になってしまいましたがいかがでしたでしょうか。明日からまた難しい文になっていくので頑張っていきましょう。それではさようなら。
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