高校時代、わたしは遠くの人と恋をしていた。いわゆる”遠距離恋愛”というやつである。当時はもちろん携帯もなく、お互い部活や学業が忙しくてバイトもしていなかったため、お金もなかった。新幹線と在来線を乗り継いで半日かけてやっとやっとたどり着くというほどの距離。会うことじたいが夢のような話だった。彼の姿を見ることも叶わずデートもできず、できるのは毎日の電話だけ。それも家の電話なので、毎回誰が出るか緊張でドキドキ。こんなの、今の若者からしたら信じられない緊張感だろう。それでも彼との貴重
母の日。SNSは、キレイな花束とたくさんの愛と感謝の言葉であふれていた。私はそんな投稿たちを斜め読みしながら、母の日ってこんなに世の中的には盛大なんだと、まるで他人事のように思った。 もちろんわたしも3人の子を持つ母であるから、ど真ん中の当事者であるわけで。なのに何?このちがう世界のような感覚は。これ、そういえば毎年思ってる笑。 我が家は、ノーサプライズ、ノープレゼント、ノーレター。今年唯一母の日を感じたものといえば、寝る前に娘が「ママ、今日母の日だったんだね」と言った
GWが終わり、ようやく静かな午前中のひとときが戻ってきた。愛犬はうん○のクッションを枕にして気持ちよさそうに寝息を立てている。私も、5日ほどぶりにパソコンを立ち上げた。こどもたちがいると、私はどうにも自分の時間を作ることができない。noteで日記を書くことですらムリだ。 コロナ禍によって、世界中で一気に仕事の仕方がリモートへと移行しているけれど、みんなすごいなあと感心してしまう。とくに働くお母さんたち。仕事と家事と、どうやって切り替えているんだろうか。 私はもともと
ずっと気になっていたnoteをついに始めます。 やっと重い腰を上げられたのには3つの理由があります。 1つ目、末っ子がようやく小学校に上がり、少しだけ時間に余裕ができたこと。 2つ目、PCを買い替えたこと。じつはこれが一番大きなきっかけかも。仕事をしていないうちに、私のパソコンはあっという間に時代遅れ。そのせいでさらに“書く”という作業から遠ざかり……。 とはいえ、性なのか時々ふっと、無性になんか書きたい!って思うことが今まで多々あったのだけど、実際問題、スマホで打つのは