見出し画像

初めて受けた登録販売者模擬試験30点未満だった私が、5ヶ月後に1発合格できた勉強法

はじめまして。さぼりーたまんと申します。
全部無料で読めます。

この記事からは

  • どこからどのように勉強していったらいいのかが分かる

  • 座学以外の勉強方もあるんだとヒントが得られるです。

この記事はこのような方にオススメ

  • これまで受験はしてきたけど合格することが出来ずに勉強方法を模索している方

  • 独学で勉強するが、どこから勉強したらいいのか、どのように勉強を進めていいのか方向が決まらない方

  • 初めて登録販売者試験を受験する方


勉強方法が定まらない中、無駄に時間を消費して不合格になるより、合格した人の勉強のやり方を学習して効率よく勉強した方がいいです。

これを見た方は効率よく学習を進めて、合格の喜びを爆発して欲しいです。

そして、その合格した姿を想像して欲しいです。

一生懸命勉強してつかみ取った”登録販売者の資格者”という未来を。

1,勉強を始める前にそろえる物



まずは勉強用のテキストです。

私の場合は、ドラッグストアに在職していたので、日本チェーンドラッグ協会のテキストを購入しました。

他にも「書店に行けば色々な本が並んでいる」、と聞きましたが

先に合格した人に聞くと、書店の本は買わずに日本チェーンドラッグ協会のテキストで勉強したということなので私は買いませんでした。

この件は、ご自身が読みやすく理解しやすい本を購入した方がいいので、コレがいいというのは割愛します。

次に用意するのが過去問です。

ドラッグストアで勤務していると会社が提供してくれますが、ドラッグストアで勤務していない方は、インターネットで「登録販売者 過去問」と入力すれば無料でダウンロードするサイトが出てくるので、過去問はそちらで入手して下さい。

できたら、過去1年分だけではなく過去3年分は用意した方がいいです。

全国を揃える必要は無く、自身が受験する都道府県と、難しいと言われている都道府県の合計4都道府県分ぐらいの過去3年分。

私は、大阪府、香川県、東京都、大分県を揃えました。

全都道府県分は時間的に出来ません。
要点を絞って学習する必要があります。

アマゾンでも販売されています。

ネットでタイトルを入力すると出てきます。

もし、全国版を購入するなら過去3年分は必要です。

試験内容は都道府県によって違うので、出題の傾向を知る為に必要です。

因みに問題集と過去問は統一させておいた方がいいです。

バラバラだと過去問を解いて間違えた時に解説が必要になるのですが、リンクしていないので探す時間が掛かるからです。
時間がもったいないです。

テキストと過去問をそろえたら、いよいよ勉強開始です。

2,まずは、ササッと過去問の実施とテキストを読もう


まず、一番最初に行って欲しいのは、入手した過去問を1回全部通して解いてみることです。
1都道府県でいいです

時間は計測せずに行って下さい。

なぜ行うのかと言うと、”現在の自分の実力”を把握するためです。

結果が私みたいに30点未満だったとしても絶望はしないで下さい。

なんの知識も無い状態ですと、おそらく1章は大体分かる、2章は半分は分かる、3章・4章・5章はチンプンカンプンの状態です。

これが30点未満の正体です。

次に行って欲しいのは、1回テキストを全部読むという行為です。

読んで理解をする為に行うのではありません。

なぜこれを行うのかというと、どこのページに何の事を書いているかを大体でいいので把握するためです。

「1章はこんな事書いているのか」や「2章はこんな事書いているのか」といった軽い具合で良いです。

因みに書いていることは

1章「医薬品に共通する特性と基本的な知識」

2章「人体の働きと医薬品」

3章「主な医薬品とその作用」

4章「薬事関連法規・制度」

5章「医薬品の適正使用・安全対策」

となっています。


3,過去問を解いて、1回テキストを読んだら学習の計画を立てよう



自分の現在の実力が判明し、テキストも読んだなら、次に学習の計画を立てます。

ここで疑問が。

なぜ、計画の前に過去問を解き、テキストを読んだのか?ですが

あなたは、どこに章で自分の苦手分野を見つけましたか?

ということなんです。

苦手な章に時間を掛けないと合格出来ないからなんです。

とは言いつつも、分からないのは、おそらく3章・4章・5章なんですけどね。

その中でも一番分からないのは3章です。

この章は登録販売者試験の中心の章ですから、時間を掛けないといけません。

僕が立てた計画は

1章→半月間

2章→半月間

3章→2ヶ月

4章→半月間

5章→半月間

総復習兼苦手分野の克服→1ヶ月

の計画を立てました。

そして、実施する順番は

1章→2章→4章→5章→3章→総復習兼苦手分野の克服

です。

これは、簡単な章から順番にしています。

”3章が中心だから”と言って最初に3章からすると

  • 難しすぎて挫折の原因になる

  • 覚えるのに時間が掛かり、他の章をしている時間がおしてくる

  • 見慣れないカタカナばかりで触れてないと忘れる

というデメリットがあります。

3章を一番最後に行うメリットは

  • すでに難しいことを学習してきたので、挫折せずに学習できる

  • 他の章は終わっているので学習時間がたっぷり取れる

  • 試験がもう近いので見慣れないカタカナを忘れずに済む

というのがありますので、3章は一番最後にすることをオススメします。

最初の方にした1章・2章は忘れてないの?

という疑問があるかも知れませんが、忘れていません。

総復習の時に通して過去問を解きますが、チャント点は取れてました。


4,勉強の方法


4-1,1章・2章は座学で学習


次に勉強の方法をお伝えします。

先ほど立てた計画を基に勉強をしていきます。

例えば1章をするなら、計画では”半月間”と書きました。

この半月間は1章だけを集中して実施します。
他の章は一切しません。
見向きもしません。

1章をすると言っても範囲が広すぎて、どこを重点的に覚えたら良いのか分からないので、そこで出てくるのが過去問です。

まずは受験する都道府県の過去問の1章のみを通して行って下さい。

この時も時間を計測する必要はありません。
時間よりも”覚える”を優先して行って下さい。

そして、過去問で間違えた箇所のみをテキストを見て正しい内容を覚えて下さい。
前後の文面も見て”こういう理由なんだと”覚えて下さい。
他の文面は見なくていいです。

間違えた箇所だけ、”見る”そして”覚える”を実行します。

1つの都道府県の1章の過去問で間違えた箇所の学習が終われば、他の都道府県の1章のみを通して再び行って下さい。

これも、同じです。
間違えた箇所のみテキストを確認して覚えていって下さい。

そして、揃えた過去問(全国版が一冊にまとまっているのなら受ける受験地と難しい場所の合計4都道府県分ぐらい)の1章の学習を終わらすと、再び一番最初に行った都道府県の過去問を解きます。

もし、間違えたらテキストを確認して覚えて下さい。

これの繰り返しです。

1章は比較的簡単なので学習時間を短縮しても良いです。

半月→10日間に変更して、早めに2章に入っても大丈夫です。

1章より、2章の方が難しからです。

2章も1章と同じ学習方法です。
過去問実施→テキストで確認→過去問実施→テキストで確認、を繰り返して覚えていって下さい。

1章・2章は私と同じような学習時間でしたら、合計1ヶ月間の間で座学で徹底的に覚えていって下さい。

学習時間がたくさんある方は、時間を掛けてもいいです。

厳しいことを言いますが、1章・2章は最終的には絶対に満点を取れるようになっておいて下さい。
試験全体の合計点数に響いてしまいます。

4-2,3章・4章・5章は座学+”現場に行く”で学習


さて、ここからが難関です。

これから、学習していく各章は、専門的な知識の分類に入ります。

座学はこれまで通り過去問→テキスト確認→過去問→テキスト確認と1章・2章で実施した事を行います。

現場に行くとはなんぞや!?と思う方がいると思います。

何をするのかと言うと、ドラッグストアに行くのです。

なぜ必要なのか?

実際の商品に触れる為です。

例えば、イブプロフェンという成分を昨日学習して覚えた。
解熱鎮痛の成分だけど、なんの商品に入っている成分なんだと感じます。(私は)

そこで、現場に行くのです。

実際にその成分が入っている商品に触れてみて、その成分を見るのです。

説明が凄く難しいのですが、スゥーと成分名が頭に入って定着します。

自分が今まで見てきた商品なので、不思議と頭に入ってくるのです。

せっかく貴重な時間を掛けて行った現場。

商品だけを触れて終了ではもったいないです。

そこでするのが、”薬剤師に聞いてみる”です。

客のフリをして聞くのです。

その成分がもたらす効果、副作用、気をつける点等を聞くのです。

ただ聞くのではありません。
勉強した事を質問形式で聞くのです
復習をする感覚です。

例えば、先ほど出たイブプロフェン。

気を付ける点としては、15才以上かどうか、喘息をもっていないか、女性なら妊娠してないか、等を実際の現場では購入する人に聞きます。

単純に「気を付ける事は何ですか?」とは聞かずに、「15才以上でないと服用できないと聞いてますが、本当ですか?」と聞くのです。
自分が学習してきた知識をフル活動させて聞いてみて下さい。

実際の会話形式の勉強は座学より理解度が違います。

薬剤師は最強です。
薬の専門家です。
メチャクチャ知識が深いです。

専門家に相談をするというのは基本お金がいります。
ですが、この方法は無料です。
この手法を使わないのはもったいなくないですか?

もし、抵抗感があるのでしたら、カミングアウトしてみて下さい。

「私は登録販売者の資格勉強をしています。商品に触れさして欲しいです。勉強させて下さい」と。

実際にこういう方来たことがあります。

私と同じような事をする人がいるもんだと思い感心しました。

なので、恥ずかしがることはありません。
合格するための方法です。

私は薬剤師ではないので、その方には本物の薬剤師を紹介しました。

この手法は3章だけではなく、4章、5章でも出来ます。

4章は法律問題ですが、店舗を見てみるのも勉強の一つです。

例えば、相談カウンターから7m以内に陳列しないといけない商品があります。

その商品は何の商品が含まれているかな?
実際の商品にはどのように表記されているかな?
といった事が学習できます。

5章は添付文章の見方・気を付ける事柄です。
これも商品に触れた方が覚えが早いです。

商品の裏に少しだけ書いているので、これも質問ができます。

詳しくは商品を開けて添付文章を見る必要がありますが、これは販売している会社のホームページを見ると確認が出来ます。

解熱鎮痛の”イブ”ならエスエス製薬のホームページをみるとPDF形式で見れます。

これを印刷orスマホの画面を見ながらでも質問が出来ます。

4章・5章は合計で1ヶ月、3章は2ヶ月で終了するように学習を進めて下さい。

これも私と同じような学習時間でしたらこの期間が望ましいです。

これ以上学習時間がある場合は伸ばしてもいいです。

5,実際の試験時間を計測して総復習の時間です。しかし、満点を目指すな!


いや、どういうことや。
試験なんで満点目指すのは当たり前じゃないの?

という疑問が出てくると思います。

これだけ出題範囲が広いのです。
全部覚えるのは不可能です。

これまで、座学+現場で一生懸命勉強をしてきました。

計画を立てるときの最後に

”総復習兼苦手分野の克服→1ヶ月”

を書きました。

総復習は過去問を1章~5章まで通して行います。
この時には時間を計測しながら実施します。
実際の試験時間を意識しないいと、時間配分が分かりませんからね。

この時の点数は120点満点中、100点以上が望ましいです。

間違えた問題は、再度テキストを確認して覚えましょう。

これまで一生懸命勉強してきたのですが、どうしても間違えてしまう問題が出てきます。

それが自分が苦手としている問題です。

私の場合は、漢方薬系と生薬系でした。
どうしても覚えられませんでした。

そこで私は計画を変更しました。
苦手な漢方系と生薬系を全部覚えるのをやめるという変更です。

よく問題に出てくる風邪系の漢方薬、女性用の漢方薬、ダイエット系の漢方薬だけを覚えました。

なぜそうしたのかというと、高校の時の先生の言葉です。

「資格試験は全部は覚えられん。苦手なとこの1つや2つ必ず出てくる。そこに注力するなら得意な分野を絶対に落とさないように勉強しろ。その得意な分野で苦手な分野をカバーしろ」

という内容です。

幸い漢方系と生薬系は出題の比率が高くなく、さほどダメージは受けませんでした。

最終的には模擬試験で110点~115点はコンスタントにとっていた状態でた。その時に間違っていたのが基本漢方系と生薬系の問題でした。

この”満点を目指すな”という意味は

「点を取れるであろう問題を”確実”にそして”絶対”に点を取れる問題にしよう」

という事です。

勿論、満点を目指して勉強はするのですが、どこに力を注ぐか、どこに力を注がないのかを考えて行う必要があります。

勉強する時間は限られていますからね。

まとめ


いかがでしょうか?

まとめますと

  • どこからどのように勉強していったらいいのかが分かる

  • 座学以外の勉強方もあるんだとヒントが得られる

という内容を実際に私がおこなった経験談からお伝えしました。

5ヶ月という学習時間は凡人の私にはギリギリでした。

天才はもっと短い期間で仕上げてきます。
うらやましいです。

最後に私が毎日何問の過去問を解いていたのかお伝えします。

当時は8時間勤務の正社員でした。

勤務時→10問の過去問

休日→朝30問の過去問、昼30問の過去問、夜30問の過去問

でした。

遊びの時間は全て捨てました。

勉強する期間が長ければ、リフレッシュしながら出来ます。

試験前までにはコンスタントに110点~115点は取れるように勉強していって下さい。

陰ながら応援しています。
頑張って下さい。
努力は決して裏切りません。

最後ですが、募金箱を設置させて頂きました。
参考になった!と感じましたら、ボタンをポチって欲しいです。

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?