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徒然雑記(2022.03.23)

涙を煙草の煙のせいにしている。


“好き”を仕事にするのは辛い、と言う。音楽でもラジオでも、「好きだから」で飛びこむと、プロとしてやるためのハードルの高さと努力量とセンスとその他諸々…様々な壁と葛藤が襲い掛かる。

大好きだったラジオ。有難いことにパーソナリティとしての職を手に入れた。学校で話の輪に入れない俺でも、深夜の生放送に身を寄せて受け入れてくれた電波。その電波に俺も乗る。右も左もわからないけれど、お叱りの言葉は止まらないけれど。それでも10幾つの私に届けたいのです。

聞いてきた深夜のラジオと、担当する昼のラジオは内容から喋り方から何もかも違うかもしれないが、本質が変わるわけではない。俺は安住紳一郎だ!の心意気で頑張るしかない。

少し心が折れそうだった先週、ニッポン放送で上演された「あの夜を覚えてる」という生舞台配信を見た。ラジオってこんなことも出来ちゃうんだって素直に感動したし、ラジオの表、裏、、、様々な面を見ることが出来た。電波に乗って聞こえるのは声だけでも、当たり前の様にその声には様々な思いが乗っている。制作者の思い、現場のスタッフの思い、リスナーの思い、そして何よりパーソナリティの過去、今、未来への失望と希望と葛藤。

不器用にまっすぐと、そして素直に、時にひねくれながらもそれはもう馬鹿真面目に生きていく俺に、幸あれ!!なんて、思っていたらリスナーが共有してくれている、共感してくれている、そんな素敵な空間が生まれる。何それ、素敵じゃん。

そんな空間が作れるよう、必死に藻掻き続けたい。


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