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9月になること ー徒然日記(2023.09.03)

「やらなくてはならぬこと」が出来ていないので、
勿論当たり前に「やりたいこと」が出来ていない。

ぐうの音も出ない正論を前に絶望だけしていたら、
あっという間に短針が月曜日に入ってしまったわけで。
やっていないのは自分だけど無性にイライラする。

考えすぎて馬鹿になって
発狂しすぎて普通になって
so that's killed me歌うとは
失望の望を怒鳴ることさ

ハヌマーン『若者のすべて』

ムシャクシャして八つ当たりのようにハヌマーンに助けを求める。
あー死にてーーーとか思っても、チラッと後ろを振り返っては、「誰か心配してくれてないかな」とか考えてしまうあたりで到底死ねないし、というか死ぬ勇気なんて持ち合わせてねぇなってなる。
その次になんとなく「責任」なんて言葉がチラつくあたり、良い人ぶってんじゃないよと自らを殴りたくなる。

でも、死ねやしないから痛いだけである。

大矛盾だ。

目の前のことに追われて、周りの人に迷惑をかけてばかりだ。『大人になるってどういうこと?外面よくして25?』。先日は「立派な」大人にガミガミと怒られてしまった。しかしその内容にピンと来てないフリをしてしまった。その態度がまた相手を腹立たせてしまったのは目に見えて分かっていたけど、そうでもしないと自分の心が何を正常なのかを判断できない気がしたのだ。

「何歳からでも挑戦できるよ」
「別に今からでもやったらいいじゃん」
なんてことを人は簡単言うし言うけど、でもそうじゃなくて、私はあの淡い青春から物事をスタートさせたかった。そしてその青春とか言う亡霊に恋をして、未だ「青春」を産み出そうとしている。その実態と虚像の隙間はどんどん広がるばかりなのに、それにすら気づかないまま。

追いかけるものを追いかけて諦めて、言い訳は目の前のものだけ引き合いに出して、結局グサグサ自分にその放った言葉が返ってくるから悲しくなります。ピエロだとするなら私は上出来よ。

知ったかぶり邦ロック好きなので、ご多分に漏れず「9月になること」を聞いてみたりしている。偉そうにラジオでオンエアして「ここがいいんすよ~」とか語ってみたりしている。でも、そうじゃなくて、そうじゃなくて、ただ「pink」って読んだことある?とかそんな簡単なやり取りでいいのに。

そのアーティストの経歴とか実績とかキャラクターなんてどうでもよくて、その曲のあんたの思い出と俺の思い出が何かしらの小さな点でニアミスして、その時に「そうなんだ」ってくらい軽い返事が返ってくる、それだけでいいのに。

でもまぁ「『pink』が出てくるのは違う曲だけどね」って返ってたら好きになっちゃうけどね。めんどくさいね、私。

グルグルと繋がっていた点と点を重ね合わせながら思い出しながら、そんなことをしていたらアッサリ土日が過ぎてしまった。

9月にさえなれば全て笑える気がしたんだ
何もかも身も蓋も無い話になって

「南へと向かうあの人の影に私の足で追い付きたいの」

teto『9月になること』

「そのサウンドが、歌詞が、衝動が大学生だった私を虜にするには十分すぎたんです」なんてカッコつけて、ラジオでは紹介したんだけど、そんなん結局後付けだし、素直じゃない。グッと来たのよ、ぐらいまっすぐでいいはずなのに。

アッというまに9月、アッというまに月曜日。
全ての免罪符をこの文章に託して、明日の私に期待だけをして、
それじゃあさよなら今日の私。

https://youtu.be/Ng3tAEa0NQM?si=_gq1mQ0TRQ38exkg


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