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パリ五輪開会式感想


パリ五輪の開会式、全部通しでは観れてないのだけど、「キリスト教への冒涜」と、芸術監督に批判があったとか。ローマ教皇も異例の声明を出されたそうですね。
宗教問題を語る私も、身につまされます。私はキリスト教的世界観を批判するつもりはないし、それはそれで美しいと思っている。逃げるわけではなく、心からそう思う。憧れさえする。

キリスト教的世界観はさておき、フランス人には、国歌にもあるように、おびただしく流れた血の上に自分達の自由があるという自覚を、ずいぶん昔から持っていた。歴史の流れもあるのだろうけど、そのことには本当に敬意を表したい。
しかし人類は、みなそうなのだ。原罪とか、そうした以前から、そもそもホモサピエンス自体が、他の人類種を駆逐して、生き延びてきた歴史の線上にあるのだという。そう思えば、自分もまたそう(・・)なのだと自覚できはしないか。

今回特に印象が強かったのは、赤い色だ。少し黒みがかるほど濃い、経血のよう赤。飛行機から出ていたり、トリコロールをつくったりした煙が、すごく鮮烈に頭に残っている。私はそれを、ほんとうに美しいと思った。

神々もまた、そんな赤色とともに描かれた。
キリスト教が冒涜してきた人々と、神は一体になった。神は赦すだろう、こんな私たちを。



青い男の「デュオニソス」のインパクトも凄かったですよね。マリーアントワネットは勿論だけど。。フランスと言えばワインだし、オリンピック自体ギリシャ発だし、酩酊の神は大いに納得。それにしても、デュオニソスって、ゼウスの太ももで匿われてたんだ…🫣

そして、新婚旅行でギリシャのパルテノン神殿の足元にある、「デュオニソス」っていうレストランに行ったのを思い出した。懐かしや。



私、スポーツはあんまり興味がないのだけど、国際文化には大変興味があるので、オリンピックも開会式にだけは結構な興味を持っているんです。
東京五輪はフィジカルに傾いた演出が新しいなと思った(あとゲーム立国なんだなあと😹)。北京五輪の演出はデジタルに傾き、それもレベル高くて凄い、と思った。
今回のパリは、フィジカルな演出とケミカルな演出が多かったですね。
いやあ、すごかったですね…さすが芸術の都!色彩感覚がすごすぎるよね。ヘヴィメタルも良かったですね。気球もほんと綺麗だったし、「愛の讃歌」もよかったです。いい歌!同曲を紅白で歌いこなしてた、大竹しのぶの歌唱を思い出してしまいました。私にもあの歌を歌いこなせるときが来るのだろうか。「愛燦燦」は、歌えるようになったよ。


ところで私、ライブすることになったよ。
どうなってんだ?!(笑)

ぜひ、ハコに聴きにきてください🌷@masa2sets
声をかけてくださってもよし、こっそり観にくるのもよし。

私の持ち時間は20分。詩の朗読とギター弾き語りをしたいと思ってます。ピアノもやるかも?へたっぴだけど、初めてだから許してね。(西野カナ調)

あたしミュージシャンになるの?!(笑)
ちがう、ちがう!ノーベル文学賞だってー!

詩集出したいんよ。😮

まあ、世界を平和にできるなら、この際なんでもいいんだけどさ!!

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