オモコロデスゲーム 2024/1/22

 昨日(1/21)の夜、オモコロのイベントがありました。

 すっかりお馴染みとなったzaikoでのライブ配信+アーカイブ形式ですね。見逃した方もアーカイブ期間のうちにぜひ。

 以下、できるだけネタバレなしで感想を書きますが、今後視聴する予定がある方はご注意を。


・全体的に安定した面白さ

 今回は体調不良や機材トラブルのようなアクシデントが(少なくとも視聴者にわかる範囲では)なく、落ち着いた印象を受けた。アクシデントもそれはそれで面白いけど、無用なストレスはない方がいい。
 プレゼンターが順番に出てきてミニコーナーが連続するという形式はこれまでのイベントと同様で、悪く言えばマンネリ感がなくもないが、広い視聴者層にウケるにはこの形式が一番だという判断なのだろう。尖ったコンセプトはライター個人のイベントでやってるしね。

・デスゲーム感

 中身はいつものイベントだけども、全体のテーマとして「デスゲーム」を持ってきたのはすごく良かった。デスゲーム運営VS参加者という設定なのに、イベントは協力して進行しなくてはならないという矛盾がシンプルに面白い。最後の方はなんかもう設定自体よくわからない展開になっていったが。
 「賞品のために頑張ろう」じゃなくて、「頑張らないとこんな酷いことがある」をどんどん繰り出していくのに向いてるテーマだと思う。やっぱり俺たちが見たいのって、オモコロの人たちが理不尽に苦しめられている絵だから……(諸説あります)

・狂い

 マンネリとか円熟からは程遠いパフォーマンスを見せてくれたモンゴルナイフさんは最高。デスゲームでもなんでもない。やりたいことをやる女。

・鎧坂さん

 編集部3人+鎧坂さんがパネリストってどういうこと!? と始まるまではハラハラしていたのだけど、無用な心配だった。鎧坂さんが動いて喋るところ初めて見たな。動画にも出てほしい。

・リアルタイム視聴ボーナス

 詳細は伏せるが、リアルタイムだからこそ味わえる大規模な仕掛けがあった。アーカイブやパッケージ版よりも、さらに言えば現地観覧の人よりもライブ配信見てる人の方が楽しめるような仕掛けだった。すごいぜ。
 後から疑似体験はできるだろうけど、やっぱりリアルタイムの経験は何にも勝るのだと再確認できた。ニンジャスレイヤー第三部終盤の複数アカウント同時更新クロスオーバーみたいな……ね。

・視聴後に

 今回は記事の方のオモコロをちゃんと読んでる人ほど面白いイベントだったと思う。動画の方がどんどん拡大してる今でもそういうイベントをやってくれるのは嬉しい。次も必ず見ます!


 追記(あるいは蛇足、ネタバレ含む)

 デスゲームという形式上、死や苦痛を連想させる(また実際に発生させる)ような演出が多かった。そして、「それを見て引いてしまった」という感想も見かけた。うん。わかる。俺も95%楽しめたが、5%引いてしまった部分がある。

 俺がきつかったのは、最初の方のかんちさんが拘束されて座っている場面。あれはちょっとリアルすぎた。ジャーナリストや戦争捕虜が拷問・処刑されている実際の映像とあまりにも似すぎていた。その嫌な記憶がフラッシュバックして、その時だけは画面外に視線をやっていた。序盤にそれがあったせいでフルに楽しめなかったところはある。

 そういう場面が創作の中だけに存在する世界になってほしいね。

 かんちさんが罰ゲームで痛がってるところは見慣れてるので笑い100%で楽しめた。それはそれで間違っているような気がしないでもない。

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