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『ランダム単語ガチャ』2021/8/29の日記

 えー今日は……何も書くことねえな。

 こういうときはテックの力を借りるとするぜ。

No.742月
No.6343ライラック
No.390バター

 ……という3単語が排出された。やってみましょう。

 夜に出歩く人にとって月は大事な存在だ。月明かりがあれば街灯のない道くらいは余裕で歩けるし、逆に山で昆虫採集をする場合は新月が最も適した条件となる。まあ、曇っていればそれはそれでいいのだけど。

 ここで言う「出歩く」とは、街を歩いて店に行ったりすることではなく、近所の神社や山の中に入って生き物を探したりすることを指す。本格的な採集が目的ではなく、散歩ついでに何か面白いものがいないか見回るだけなのだが、昼間は息をひそめているあれこれが活発に動いているのを見るのは楽しい。

 藪がガサガサ揺れたり大きな虫が飛んできたりして、しょっちゅう小さな悲鳴を上げながら、1時間ほど歩き回る。自分の体臭がわかるくらい汗をかき、あちこちを蚊に刺されていると、人間社会をはなれて自然に還ったような気分になる。

ライラック

 大学1年生のとき、課題を自由に考えてなんらかの実験を行うという講義があった。実験の結果は、プレゼン資料を作ってほかの受講者の前で発表する。「研究の進め方」というか、卒論発表までの流れを仮想体験するのが目的だったのだろう。

 俺ともう一人でグループを作り(別に何人グループでもよかったけど友達が少なかった)、天然物由来の害虫防除成分について研究をすることになった。100年前から擦られ続けているテーマだが、まあ1年生の講義ということで、研究の新規性は問われなかった。

 害虫に効果がある天然物をネットで検索し、トウガラシとライラックを使うことにした。後者についてはあまり防虫効果を実証した実験が(ネットで探せる範囲では)なかったので、もしちゃんと効果があるのなら面白いと思っていた。たしか、水とアルコールでそれぞれ抽出液を作り、ハスモンヨトウの摂食を阻害するか……みたいな実験をした気がする。

 実験の結果は覚えていない。

 ライラックなんかその辺に生えていないので、苗木をネットで買った。苗木といっても1mくらいあるでかい鉢植えで、さらにでかい段ボールに入って届いた。段ボールを開けた瞬間にくそでかいゴキブリが飛び出してきたのを今もはっきりと覚えている。

 あのライラック、どうしたんだっけな。誰かにあげたんだっけ。枯れて捨てたんだっけ。すぐに手元を離れたことは間違いない。

バター

 バターはうまい。バターはなぜにうまい。

 一番お気に入りの食べ方はじゃがバターにイカの塩辛をのせるやつ。感動するほど美味い。実は今日もちょうど作ったところだった。写真撮っとけばよかったな!?

 じゃがバター塩辛、俺が最初に食べたのは「しゃぶしゃぶ温野菜」でなんだけど、あれを最初に考えたのは誰なんだろう。塩辛ってジャガイモともバターとも合う気がしないのに実際はめちゃくちゃ合う。

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