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『非濃厚接触者』2021/8/24の日記

 さて、昨日の続き。俺が働く事業所でコロナ陽性者が二人出た。はたして俺は濃厚接触者となるのか…!?

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 ならなかった。

 会社、もしくは陽性者本人がどのように保健所に説明したのかわからないが、同居家族のみが濃厚接触者と判断されたらしい。

 正直、この保健所の判断には疑問が残るところである。基本的にマスクはしているとはいえ、車に同乗したり、昼食を隣で食べたり、目の前の席にずっと座っていたりするわけで(これは俺)。昼休みにはマスク取って集団の運動したりもする。まあ、症状が出ていない以上緊急性は低いと言えるが、念のためなんらかの検査なり自宅待機なりが言い渡されるのかと思っていた。デルタ株なら十分に感染しうる状況だったとわかっていたから。

 な〜んもない。

 な〜んも言われてないので、行政の判断としては、俺は普通に出歩いていいということになった。

 かなり拍子抜けだ。もはや感染を抑え込もうという目的ではなく、医療崩壊を防ぐことが最優先で国が動いていることがわかる。良し悪しではなく、そうせざるを得ないということだ。まだ発症してない人に割く労力はもう残されていないということだ。

 会社は会社で、保健所からな〜んも言われないので混乱している。こういうときどうするかという指針もないのだ。とりあえず部署内は3日間ほど特別休暇が取れることになったが、「仕事があるなら出社してよし」とのことで、俺は出社している(さすがに他の人との接触はないようになっている)。

 感染者が出た時の対応ってこんなもんなんだな。そりゃ感染も終わらないわ。終わらせようとしてないもの。重ね重ね、「そうせざるをえない状況である」というだけで、そこが間違ってるとは思わないが。強いて言えば、オリンピックなんかやってる場合じゃなかったのは間違いないね……。

 とりあえず会社が抗原検査キットを用意してくれるとのことなので、今週中にそれを使い、陰性であれば(陽性者の発症タイミング的に)とりあえず今回の感染はなかったと言っていいだろう。

 明日はどっちだ。(今後しばらく続く)

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