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ずっと考えいる事がある 僕たちはこの生き汚いからだでどこへ行くのだろう どこへ行けばいいのだろう 白とあぎは仕事で廃墟と化した南方の町を訪れる。仲間と支えあいながらも戦場の後処理と洗浄を生業としている事に疑問を抱いている白は、自分と同じ病に侵された干ると出会う。病はもう手の施しようがないほど進行していて残された猶予はもうない。なのに寂れた館で短冊を編み続ける彼はいつも穏やかに笑っていた。白は任務が終わるたびに彼の家に通い詰めるようになる。わけを知りたい。どうして一人で生き