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料理が苦手な人はレシピ本を見てはいけない理由

はじめましてさびおです!

僕はもともと調理師を目指していたものですが、インターネットを通して料理について調べていくうちに料理が苦手な人な挙げられている記事がありました。私ももともと料理はさっぱりわからず何から手をつければいいかわからないので家の夕食の手伝いをして親から学んでいきました。

単純に料理が苦手な人は日々の努力の積み重ねをすればいい。そう思っていましたが料理が苦手な人をみていくうちに思考が違うのではないかと思いました。簡単にいうとこの世には感覚で物事をこなす人と理屈を知り物事をこなす人がいるのです。そして料理が苦手な人は理屈を知らないとできないということが分かったのです。
 

昔、休日のお昼に放送されている番組を見ていたら料理が苦手な人が料理研究家から簡単な料理を教わるというコーナーがありました。なぜ苦手なのかを聞いたところレシピ本に書かれている適量がわからない。料理の工程が覚えられないとおっしゃっていました。これを聞いた僕は先述したとおり感覚で調理することが苦手なんだと思いました。また、覚えようとしていることにひっかかりました。出演していた料理研究家はいかに工程が少ない料理を作るかを捻出して考えていました。しかし、結局料理が苦手な人たちはその料理でさえ難しいと言っていました。

僕はこれを聞いて思ったことは、簡単な調理方法を教える前にこの人たちの考え方を変えるべきだと考えました。先述したとおり理屈で料理する人たち、レシピを完璧に覚えようとしている方に向けて感覚を要するレシピを教えたところで出来るはずがないのです。

僕も記憶力は悪く要領も悪い人でした。そこで上手くなった理由として、食品化学を学んだことが挙げられます。僕は農業高校出身で、食品化学や栄養学、食品加工から販売までを学び、経験してきました。入学する前の僕と卒業後の料理に対する考え方は大きく変わりました。それは「料理を理屈で覚えたほうが応用が利く」ということ。例えば、人間がちょうどいいと感じる塩分濃度や温度があるのをご存知でしょうか。これを知ることでどの料理にも使うことができ、適量からの脱出ルートを作ることができます。


ですから、料理が苦手な方はレシピ本を覚えようとせず料理の基本を知ることの方が効率的に上達することができます。また、いままでレシピ本に書かれていることを感覚と記憶に頼って料理を作ってきた人たちにとっても料理を理屈で学ぶことにより自作料理やアレンジ料理をつくることができます。

さびおの料理教室では従来の料理研究家のようにレシピを教えることはありません。理屈を教えていきます。僕の記事を読み料理の腕が上がる人が続出することを目標に発信していきます。フォローをしていただくと大変うれしいです!


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