男性器を見ないで済むドイツのスタジアムを探して

まず最初に、私は下ネタが得意ではないのです。かつて営業会社で働いていたころは、男性が多かったこともあってそれなりに嗜んではおりましたが、今や下ネタを言われても理解に時間を要するほど。あの子供に大人気ドリルの言葉や男性特有の器官を日常で発することはほぼないですし、たとえイケメンだろうが魅惑のボディだろうがヌードより猫の写真に心惹かれます。かつてダルビッシュがananで脱いだときは一週間ずっとダルビッシュの話をしてましたが。(一週間後に結婚発表したので口を閉ざしました)

昔からモテるわけでも性的に豪放磊落なわけでもないので、日本にいた頃は不特定多数の男性のプライベートな部分を目にすることはございませんでした。しかし!それがドイツに来たからというもの、たった2年で日本で生きてきた数十年を凌駕する数の他人のご子息を目にすることになるとは・・・

ドイツのサウナ事情

外国のサウナといえばフィンランドが有名ですが、ドイツ人もサウナ大好き。テルメと呼ばれる温泉施設があり、そこにサウナが付随されていることが多いです。日本の温泉と違うのはテルメは薬効効果のある温水プールのようなもので、水着着用の男女混浴なこと。当然水温もぬるめで、江戸っ子でもないのに熱い風呂好きとしてはどうにも満たされません。しかし、サウナは多いところで10種類以上の温度・湿度別、ロウリュはもちろんのこと、水風呂も数種類あり、サウナーの皆さんもご満足されることでしょう。ただこちら、基本は全裸です。男女混浴で。

年齢制限があるため子供はおらず、屋外施設も多く自然の中で、老いも若きも男も女も全裸というアダムとイブのいた楽園のような光景が広がり、「裸=自然」と考えるドイツ人にとっては非常にリラックスできる空間なのだとか。サウナや水風呂の中以外はバスローブを着ている人が多いので普通にしてくれている分には気にならないのですが、中には「それ起立してない?」と思うものをぶらぶらさせながら歩くおじさんや大股広げて椅子に座るおじさん、浅めの水風呂の中では浮力でそれだけが浮きあがってくるため、否が応にも逸物が目に入ってくるのです!

いやーーー!全然嬉しくないし、全然見たくない!心から!ほんとに!

しかし、露出狂の印象を被害者に聞くと、ペニスしか記憶に残っていないことがあると言われるように、異様なものほど記憶に残ってしまう苦しさ。サウナの後はしばらく男根のことで頭がいっぱいになってしまうので、よっぽど温泉禁断症状が出る時以外は行かないことにしています。せめて水着着てくれてたら…

サッカー観戦の後

話は変わりますが、ドイツと言えば、ビール・ソーセージ、そしてサッカー。

そんなイメージに違わず、街を見渡せば、やはりこれらが大好きなドイツ人は多いです。夫が90年代のブンデスリーガ好きのため、コロナの感染爆発が起こる前は私も時々サッカー観戦に行っておりました。特段ひいきのチームはないので、日本人選手が出ていたり、面白そうなカードの試合を選んで。ガチガチのサポーター席以外は、みんなのんびりと片手にビールを持って観戦、ハーフタイムにはビール販売に長蛇の列ができるほど。トップリーグの試合では単なるリーグ戦でも数万人が毎試合集まるため、相当量のビールが摂取されます。そうなるとどうなるか、、試合後の高揚した気分のまま、放尿行為に及ぶわけですね。

特に某U選手のいたチームのホームゲームは悪夢のようでした。

一応お互いかからないように1.5mほどの間隔をあけ(ソーシャルディスタンス…)、それこそかわいい少年からよろよろのおじさんまでがずらーーーーーーーーーーーーーっとスタジアム出入口から敷地内に並び、湯気と水しぶきを立てながらの立ちション。。花の代わりに黄色い液体の飛び交う花道…見たくないのに視界の及ぶ範囲すべてで行われているので、嫌でも目に入ります。通行人に背を向けての行為ではあるものの、時にはその体勢に入る前からズボンのチャックを開ける輩もいて、私がシン・ゴジラだったならば、渾身のビームを放っていたことでしょう。くわーっ!て叫びながら。叫んだら飛沫を浴びそうでやりませんけど。

そのため、二度とそのチームのホームゲームには行かないことを固く誓ったことはもちろん、今後は集団わいせつ物陳列が行われないスタジアムでないと行きたくない!と宣言。その後、某K選手がいたチームやE選手がいるチーム、M選手がいるチームのスタジアムに行ってわかったことは

・駅もしくは駐車場とスタジアムが隣接している

・スタジアムの敷地内がコンクリートで覆われている

ところはアウトドア放尿ができないようです。土の上じゃないとしちゃいけない不文律でもあるのでしょうか。そんな視点で各地のスタジアムを見ると、灯台下暗し。おらが町のフォルトゥナ・デュッセルドルフがベスト!という結論に達しました。

最寄駅を降りたら、スタジアムに直結。特に敷地に出る必要もないので、黄色い花道はできません。いやはや素晴らしい。スタジアムもそこまで大きくないので、きっとトイレの数も間に合うのでしょう。毎年降格するんじゃないかと試合はハラハラさせますが、私の心は平穏そのもの。

しかし、とあるアウェーでのゲームの日。街中の居酒屋でビールを飲みながら応援した帰りであろう白豚野郎が、駅前の植え込みで堂々とズボンのチャックを開け、肉の棒としか形容できないアレを取り出した瞬間を真正面から見てしまったので、やっぱりドイツサッカー自体が嫌いになりそうです。