本の本当の力 2023-4-19

お久しぶり、でもないですね。最近の投稿頻度を見るとむしろ「お早いお帰りで」という感じだ。
なんとなく書く気になったので。ちょっとだけ書きます。


前回書いたのはいつだったか、正直忘れた。私は常に今を生きているので今以外のことは覚えていられないのだ。本当に。
滅多に使わないようなWiFiのパスワードとかは覚えられるのに、人とどういう会話をしたかとか今日何をしていたかとかを覚えるのがどうしてもできない。昼を過ぎれば朝はずっと昔に感じるし、たった今口に出した言葉も音速でどこかに消えてしまったような気がする。

これはなにかしらの病気だったりするのだろうか、単純にボーッと生きてるだけだろうか。
叱られてしまうな。

そんなわけでいつも記憶が曖昧なので本質的には日記ではなく、その瞬間瞬間頭に浮かんだことを書いているだけになる。そういう刹那的な文章は日記と言っていいのか分からないが、まぁ悪くないだろう。


社会復帰に向けたトレーニングが始まった。
電車で遠出して、午前中は図書館やらカフェやらで本を読んで、帰って寝る。そういう生活になった。

思ったより苦痛だ。初日から寝坊したので仕方なく家で勉強したし、朝は出勤ラッシュと被るので満員電車で辛い。満員電車を除いても東京というのはあまりにも人が多すぎる。

私はよほど調子が良くなければひとつのことに集中することが出来ない。その事実をしっかりと実感させられた。勉強をしていても他のことが頭に浮かんで内容が入ってこなかったりする。というか大抵の時間がそうだ。
これは仕事に限った話ではなくて、好きなことをしていても気が散る時はある。
この日記を書いている間だって別のことを考えたりしている。

反対に物凄く集中する時もある。時間を忘れていつまでもひとつのことをし続ける時が。
このムラのせいで私は仕事を休んでいた訳だが、最近になってようやく「そういう働き方でもいいわな」と思うようになり始めた。
150%の力で働ける時間があるからと言ってフルタイム150%でいられる訳では無いし、50%の力しか出ない時があるからといって常に50%の仕事しかしない訳では無い。私はそこに気づけていなかった。
最終的に平均80~100%くらいの力で働けていればそれで十分なのだ。


そのように考え方を変えてからトレーニングに入ってみると、働いていた頃とはまるで変わって気が楽だ。
まぁ当然辛いには辛いが、多少集中出来ないなと感じたらいっそ思い切り休めばいいし、働けるなと感じたらその時にその分働けばいいのだ。
仕事とは全力疾走フルマラソンではなくインターバル走だった。

当然フルマラソンの人もいると思うが、そういう人もフルタイム働ききるために時間的には70%とかに力をセーブしているのだと思う。
私にはそのセーブがうまく出来ないと言うだけの話だ。
医者や営業のように毎日押し寄せるたくさんの小さなタスク一つ一つに全力でぶつからなくてはならない仕事をしている人はよく分からない。多分めちゃくちゃ凄い人だ。私には出来ないだろう。

少し語弊があるかもしれない。どんな仕事でもタスクに全力でぶつからなくてはならないのはそうだが、大きな納期があってその中に細々としたタスクがある仕事とは違い、「80%の力で少し時間を長くかける」というような選択肢が有り得にくい職業なのだと思っている。
医者であれば患者一人一人が大きなタスクであるので真剣に向き合わなくてはならないし、次々と診察に押し寄せてくる。気を抜く余裕が少ないのでは無いか、と思う。実態を知らないので想像に過ぎないが。


コンビニでAirPodsの片方を落とした。
レジに並んでいて外そうとした時に落としてしまった。少し探したが見つからないので店員さんに伝え、近くのカフェや図書館で勉強をした。

無事昼頃に見つかり、帰ってきた。安心した。
昔両耳のイヤホンがくっついたタイプのワイヤレスイヤホン(あれをなんと呼称するべきか私は知らない)を歩いている最中に突然なくしたことがあったので、そのトラウマが蘇り嫌な気持ちになった。
買い直すお金もなかったし。


図書館で仕事で使いそうな技術書を読んでいたのだが、案外面白い。
学生の頃に配られていた教科書などにはあまり目を通していなかったし、実技やネット検索の方が余程有用だと考えていた。

即時的な問題に対してネット検索の方が有用なのはそうかもしれないが、技術書を読むということにはそれでは補えない何らかの力があるなと感じた。
ネットで検索して得られるソリューションは"今"気になっていることに限られるが、本をめくることで近くのページにある補助知識も「ちょっと読んでみるか....」となる。
そうすることでより良い解が得られる事もあるだろう。

本とは凄い情報媒体である。そこまでデジタルチルドレンであるつもりは無かったのだが、今更になって気づいた。
ネット検索で近くのページを"めくる"ようなことはあまり無い。
Wikipediaを読んで次々進んでいくとか、そういうのは「遊び方」として存在するが何か問題を抱えている時にそれをやる人間はあまりいないかも知れない。
本は私たちが自ずとそういう行為に至るよう誘導する力を持っている。面白い。

技術書を借りて帰ろうと思ったが、現住所を記載している本人確認書類がなかったので図書カードを作れず借りれなかった。今度リベンジする。


前に改札を通った人のIC残高が0円になっており、「おっ」と思った。
定期を使っているのかもしれないし、不足分だけチャージしたのかもしれないがなんとなくすごいなぁという気持ちになる。
777円とか。
凄くどうでもいいし多分当人は気づいてもいないであろう偶然に、後ろを通った私だけが気づくことが出来るのである。
なんとなく面白い。


最近外に出たり勉強したりですごく疲れるので、ゲームや配信を一切していない。
マズイな。
下手に収益化してしまい、月額メンバーが生まれてしまったことで配信をしなければ、という気持ちになる。
まぁそんなことを言ってもやる気がない時はやらないのだが。

なんか心が安らぎそうなゲームをしたいものである。
最近辛いゲームしかしていないから。


あんまり短くならなかった。
まぁ日記が長いのはいいことだ。
フォロワー等のみんなの日記も読みたいが、なかなか時間や気力が合わなくて先延ばしになっている。
どっかでドカッと読むだろう。

そんなわけで、また。

助けてください。