はじめまして、夏

とりあえず、なにかを書きたくなった。

それは、たぶん、一瞬の気の迷いなんだろうと思う。

花瓶に生けてあるひまわりを見て、白い雲がのっぺりと薄い水色の空に浮かんでいるのを見て、日頃の暑さでからっからに乾きかけている黄色に近い葉っぱが風に揺れるのを見て、こころに浮かんだことを、言語化してみたい。急にそんな考えが浮かんで、いつの間にか登録していた。


ドイツ・ハイデルベルクの街並み

今日から約一ヶ月の間、私はこの街で過ごす。自分の大切なものをゆっくりと気づかせてくれた、不思議なこの街で。

行き交う人々がやたら和やかな顔をしているように見えるのは、もしかしたら気のせいかもしれないけれど、でも、ゆっくり息を吸いたくなるような魅力が、この街にはある。日本でせわしなく、焦ってばっかりだった日々から少し距離を置いて、マイペースに過ごしたいとおもう。

いつもより少しだけ美味しいチョコレートを買って、あなたに感謝しながらそれを味わって、つらつら思いを書き連ねます。ありがとう。