自己採寸したブラジャーのサイズが3段階間違っていた話
最近ちょっとしたおもしろ体験をしたけども、あまり人前で堂々と喋る話題でもないので、少しでも匿名性のある場所に書かせてほしい。
これは、わたしがつけていたブラジャーのサイズが3段階小さかったことを知ったときの、超・個人的に思ったことの話。
チュチュアンナの試着室で
それまでつけていたDカップのブラが浮いてくる、トップがはみ出るなどしていて(会社ですごく不思議な表情をされ、帰宅後に気づいた)、「これはもしかしてサイズが大きいか小さいかで、ちゃんと合うサイズをつければもう少しフィットするってことなのでは…?」と閃いたのでチュチュアンナに行った。
コロナでフィッテングをやってもらえないことが多かったため、ここ数年は自己採寸の結果としてDカップを選んでいた。
店員さんに相談して勧められたE・Fのサイズを試着、「きちんとフィットしているか見ることもできますよ〜」と声をかけていただいたので、ありがたく見てもらうことにした。
その結果、「Fのサイズも布が足りてないですね、GかHだと思いますが店頭では取り扱いがなく…」とオンラインストアの案内を渡された。
そんなことある!?と動揺しながら上半身下着のみの姿で「これは足りてないんですか…?」と質問、「このカップの上のラインに肉が乗っているのは、布が足りていないと言うことです」と説明を受ける。
そう言うことらしいです。初めて知りました…。
オンラインストアでG・Hを注文して試着すると、Hはさすがに大きくて布が余り、Gが人生でつけたブラの中で1番のフィット感だったので、わたしの胸はGカップであるということが判明した。まじか。
そういうわけでDからGへと3カップサイズアップしたのだが、“正しいサイズ”をつけてびっくりしたこととして、
・ホールド力があり、胸が揺れにくい
・胸が支えられて位置がだいぶ上に来る
・ワイヤーのラインが浮かない、体との間に隙間ができない
・トップがはみ出ない(当たり前か…)
この辺については「ブラジャーというのはまあそういうものだ、完全な防御などない」と認識していたので、守られている…支えられている…!と結構感動した。
合うサイズをつけたことで起きた変化
そして“正しいサイズ”をつけて2週間ほどが経ったあたりから、体にも変化があった。
まず肩・背中の色々な筋肉が、それぞれ独立して凝り始めた。以前は肩と背中の全体がすべてつながって、“ぼんやりとした強い疲労感”に包まれているような感覚だったのだが、それは慢性的に全てに負荷がかかっていたんだな…と知ることになった。
Gカップは両胸で2キロあるらしい。そりゃ肩も凝るか。
確かに、胸が支えられていれば背中への負荷はだいぶ軽減されるようだ。なんとなくいい姿勢を保ちやすくなったような気もする。肩甲骨を動かせるようになって「この部位って独立して動くんだ……」とびっくりしたりもしている。
ただ、弊害もあった。
「服を着るとめちゃくちゃ胸が目立つ」ということだ。
例えばユニクロの服ならLサイズかXLサイズを選ぶのだけど、これは胸囲に合わせるためで、身幅が50cmくらいはないと胸だけパツパツ!という状態になってしまうからだ。
リブ素材のTシャツ、ニットのカーディガン、そういうものは胸の主張が激しすぎて「セクシーな人」のコスプレになってしまう。
かと言って普通のTシャツを着ると胸の厚みのまま生地が下に落ちるので、胴体が円柱になってしまう。
これは前から思っていたけどAラインのワンピースを着るとシルエットがドラム缶になる。胸がしっかり支えられて高さが出たことで、ますますドラム缶になる。
服選びはコツを掴むまで試行錯誤しそうだなと思う。
あと単純に大きいサイズは値段が高い。初めて知った。なんで一緒にしてくれないの…?(布も使うし強度も必要だし、そりゃそうだと思ってますよ!いや、けど結構値段が違うのが財布にダメージ…)
感想
買い足したブラジャーの、顔くらいの大きさの布が2枚つながっている様はなんとなくシュールで、面白いような面白くないような不思議な気持ちになる。
でも、サイズが合うということがどれだけ大切なことか思い知った。
最後にこの話を通しての感想として、
「自己採寸、めっっっっっちゃ難しくねぇ!?!?」
という叫びで締めさせてもらいます。
読んでいただいたみなさんも、機会があれば店員さんに見てもらうことをおすすめします。
それでは。
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