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クリスタで漫画を描く:3Dで推し体型(ぽんこつPC編)

どうも、絵が下手なくせにクリスタの3Dモデル人形でインチキして人体を描いて推しカプを錬成しているオタクです!(自己紹介)

みなさんクリスタのデッサン人形使ってますか。
俺はすごく使うんですが、いかんせんPCがポンコツなので、原稿のファイルで直接編集すると動きが重たいんですよね。なんならそのままクリスタが死ぬ。

そんなポンコツPCでどうやって推しの体型をつくり、ポーズをつけて使っているのか、あとクリスタのポーズ人形からどうやって自分の絵柄にしているのか的な話をします!

3Dデッサン人形の準備

ポーズ編集用の別ファイルを用意する

まず原稿ファイルを開く前に、新しく「ポーズ編集用の小さいファイル」をつくります。
900×1440の72dpi、これくらいのサイズ・解像度なら型落ち中古Surface5でもさくさく3Dが動いてくれます。だいたい。

デフォルトの3Dデッサン人形を取り出す

クリスタにデフォルトで入っているデッサン人形(男と女があります)を素材パレットから探し出して、画面にドラッグ&ドロップで取り出します。

体型を推しにあわせる

取り出したばかりのデッサン人形はクリスタが設定した標準体型なので、その「身長」「頭身」「体型」をいじっていきます。

身長は設定のあるキャラクターならそれを適用し、なければ自分の解釈で決めます。お前の解釈をぶつけるときだ。

「頭身」とは…オタクなら知っているとは思いますが一応。
画像内にも説明を書きましたが、全体の体のバランスのことで、頭いくつ分からだの長さがあるのか、頭そのものを含んでカウントします。

だいたいちっちゃくてかわいい子は6頭身くらい、モデル体型で8頭身とかで、このキャラクターの公式立ち絵をなんとなくで測ってみたら7くらい? …だったので、ひとまず7頭身にしました。

頭身を数えられない顔だけしか登場してないとかのキャラだったら、自分の解釈・絵柄にあわせるか、「頭身を身長に合わせて調整」にチェックをいれておけば、クリスタおすすめの頭身に勝手に調整してくれます。

存分に筋肉や痩せ具合を調整した完璧な推しの体型ができたら、
身長などのパラメータの上にある「素材登録」で登録しておくと、
次回から調整せずにこの体型を取り出して使えます。

体型にポーズをつける

推しの体型ができたら、クリスタの素材から「座」とか「立」とか(「座る」だと「座り」とかが出ないんで一文字で検索するのオススメ)で検索して、ダウンロードしておいた「ポーズ素材」をドラッグ&ドロップ。
これだけですぐポーズをとってくれます。

人形を追加

もうひとり配置したいので、あらかじめ作って素材登録して保存しておいた163cmのポーズ人形を画面のあいたところにドラッグ&ドロップ。

少し離れたところに配置されるので、人形を選択したときに表示される十字の矢印や、「ウインドウ」→「四面図」で表示される見取り図的なものの上で移動させたり、回転させて向きをかえたりします。

3Dの動かしかたの詳しいことはまだ俺も勉強中なんで、
「クリスタ 3D 移動」とかで検索したほうが早いです…。
また人に説明できるくらいになったら、3Dだけに特化した配信とかやります。

一個だけアドバイスとしては、画像にも書きましたが、3Dを扱うときは「カメラ」を動かして位置や角度を調整するほうが、あとでほかの素材との整合性がとりやすいです。

そして原稿へ…

調整したらラスタライズ

これはマシンパワーがある人はやらなくていいです!

あくまでポンコツPCで負荷を削減するためにやってます。
必要な配置・角度を決めてしまったら、「レイヤー」→「ラスタライズ」で、3Dではないただの絵に変えてしまいます。

これをやると何がいいかというと、軽いです。それだけ。
もともと小さいファイルでやっているので大変ラクになります。

コピーして原稿へ

ここで初めて漫画を描いてる(イラストならイラストを描いている)ファイルを開きます。
ポーズを編集していたファイルから、ラスタライズしたレイヤーをコピーして、貼り付け。こんなちっちゃいのが出ます。

拡大縮小ツール(皆さん使ってると思うのでどっかにはあると思いますが/選択して拡縮してもいいです)…「編集」→「変形」→「拡大縮小」で必要な大きさに拡大します。
ちょっと画像は荒くなりますが、どのみち下書きのアタリなのでガビガビでもいいんです。いいんだよ。

絵柄に合わせつつ下書き

3Dポーズ人形から絵を描くと、自分の絵柄じゃなくなるなあ?
って人がいると思います。
現バージョン(1.x)のクリスタの3Dデッサン人形はほっぺたがシュッとした絵柄です。(2023年のver2.0からは頭部もいじれるようですが…)

なので「頭身」の段階で自分の絵柄に合わせておくほかに、下書きするときもちょっと調整しながら使います。

俺の場合は、頭がでかくてほっぺたがぷにっとした感じに描きたいので、鼻と耳の位置だけ参考にして顔面は自分の絵柄に近づけて描いてしまいます。

あと、カメラの位置というかついているパースにもよるんですが、クリスタちゃん、手前にある手をデカくしがちです。
なので、いったんなぞって描いてしまったあと、「手ぇデケえな!?」ってなったら、その下書きの手の部分(他のパーツもデカくなることがあるのでそういうのも)を選択して、縮小してしまえばよいかと思います。

以上です!

以上、3Dデッサン人形で推しの体型を作ってその概念だけでハスハス…したりとか、推し二人をつくって並べて身長差に悶えるとかする方法…と、

ポンコツPCでも3Dポーズを使いたいぜ! ポンコツじゃないけどゲームしながら描きたいからできるだけ作業は軽くしたいぜ! みたいな方に向けた3Dデッサン人形のつかいかたでした。

3Dそのものを操作してオリジナルのポーズ作成……は、正直俺もダウンロードポーズ素材頼りで、ちょっと頭の角度を傾けるくらいしかしてないです。
一応、任意の写真(画像)からポーズをつける機能もあるんですが、それは俺は詳しくないので各自調べてほしい。

クリスタアセット、無償でも大量にあるし、課金を惜しまなければたいていのポーズがある。なんなら2人~3P(!!)の絡みスケベポーズもある。

スケベポーズとかのさがしかたはおすすめ素材編で書きたいと思います!